mixiユーザー(id:1598446)

2017年11月22日12:34

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「ディズニーでは中に人なんて入っていない」を大前提としている

こういうニュースは絶対にディズニーは嫌うのですよ。

ともあれ、着ぐるみの中に入るのは「激務」です。

着ぐるみの中に入っていなくても、手を肩より上に上げ続けるのも不自然な姿勢ですから、これは本当に辛い仕事です。

この女性も、本当は着ぐるみの仕事がお好きなんだと思います。
好きでなければ、なかなか続けられる仕事ではありません。
それを差し引いても彼女が問題としているのは、雇用側の対応が正直なことろ、かなり悪いんだと思いますよ。
雇用側というのは、当然ディズニー(日本法人だとしても、それを許容しているのは親会社)

では、どうするか・・・
問題の解決方法は簡単で、「着ぐるみの中に入ってパレードに参加する回数を減らす」
だけです。
パレードの階数は減らせないわけですから、着ぐるみの中に入る人を増やせばいいわけです。
二人いれば、負担は1/2、三人いれば負担は1/3ですから。
ダブルキャスト、トリプルキャストにすればいいんですよ。

開園して30年余りの、今になってこういう事象が出てきているというのは、憶測の域を超えませんが、着ぐるみに入ってパレードする人員を減らしたんじゃないかな?

要するに、「これぐらいの一人で出来るだろう」という経営者の判断じゃないかな?

ディズニーは「夢を観るのも金が必要な世界」なわけですから、「夢を提供する側も金をケチったら、お客さんに見せるはずの夢も冷めてしまう」ということ。


それと、着ぐるみの作り方の問題は、中に入る人のストレスにならないように「軽く安全に作る」ということ。
技術革新やアイデアで、極限まで軽くする工夫は必要で、それにもお金も時間も必要です。

「今までコレで通用していたから」というだけでは、何か条件が変わると根底から揺らいでくるというのは当然の話。





■東京ディズニーランドで労災認定 着ぐるみで腕に激痛
(朝日新聞デジタル - 11月22日 05:16)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4870084

 東京ディズニーランド(TDL、千葉県浦安市)でキャラクターの着ぐるみを着てショーやパレードに出演していた契約社員の女性(28)が、腕に激痛が走るなどの疾患を発症したのは過重労働が原因だったとして、船橋労働基準監督署(同船橋市)が労災を認定していたことが分かった。

 認定は8月10日付。遊園地のショーなどの出演者が出演中の転倒などによる負傷で労災認定されるケースは少なくないが、事故によるけがでない疾患は過重業務との医学的な因果関係の判断が難しく、労災が認められる例は珍しいという。

 女性は2015年2月から、様々なディズニーキャラクターに扮してショーやパレードに出演していた。

 女性によると、16年11月ごろから左腕が重く感じ、手の震えが止まらなくなったが、休みを取りにくく出演を続けたという。17年1月に入って症状は悪化。左腕をあげると激痛が走り、左手を握っても感覚がなくなったという。病院で診察を受け、神経や血流の障害で痛みが出る「胸郭出口症候群」と診断された。治療のため休職し、しばらくは自由に腕を動かせなかったという。

 雇用契約は1年ごとの更新で、16年11〜12月のパレードの出演回数は計50回にのぼった。16年末に出演したクリスマスパレードの衣装は首の動きが制限され、重さが10キロ近くあった。この衣装を着て、1回45分のパレードの間、両手を顔より上にあげているよう指示されていたという。

 2年弱の出演期間中に20〜30キロの衣装を着ることもあったといい、首から肩、腕にかけて負荷がかかる業務に継続的に従事したことが発症の原因と認められた。症状は改善しつつあるが、完治はしていない。女性は業務量を減らしての復職を求めている。

 TDLを運営するオリエンタルランドの広報部は取材に対し、「あってはならない残念なことで、真摯(しんし)に受け止めている。トレーナーの配置やコスチュームの改善など、これまでの対策に万全を期していく」としている。(土屋亮)
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