エメリービルからサンノゼに向けてAmtrakのCapitol Corridorに乗車。約1時間30分の列車旅だ。
階段で2階に上がり、空席を見つける。席の指定はない、いわゆる自由席だ。座席は日本の特急車両と同じくらい。比較的短距離の特急なので、そうゆったりと作る必要もないのだろう。車内は2階部分が貫通路で行き来できるようになっている。
ほどなく車内改札が来た。
チケットを渡すと車掌さんはコードリーダーでバーコードを読み込み、出てきたカードを席の上に差し込んだ。サンノゼの3レターSJCと印字されている。これで改札済みの客かどうか、またどこまで行く客なのかを判別するということだろう。
車内販売の店が階下にあるので行ってみた。基本的にここで飲食するのではなく、席まで持ち帰る仕組みのようだ。
メニューが貼ってあり、ハンバーガーやピザのような軽食から各種アルコール、ソフトドリンク、スナック類からBARTのチケットまで取り扱っている。
せっかくなので何か軽食でもと思って、チキンとヌードルという単語から勝手に鶏肉の中華風焼きそばかと思って注文したところ・・・
出てきたのはなんと「マルちゃん」のチキンヌードルだったというオチ。結局コーラとカップ麺を自席で食することと相成った。
ちなみにこの系統、オークランド市街で路面を走る区間があるというのを後で知った。ちょうどその時は車内販売店に行っていて、そのことに気づかなかったのが残念。
トイレは飛行機と同じような形。
車窓風景
どこかの駅前。
上とはまた別の駅前。カブース(車掌車)が保存されていた。
これは後面展望ではなく、直角に交わっている線路。日本ではあまりこのような例はないが、貨物主体のアメリカの鉄道ではよくみられる。
いかにもアメリカらしい風景。
住宅街。
塩田だろうか。
湿地帯。
近くにアメフットのスタジアムがある最寄り駅。サポーターらしき人たちが多数下車していった。
サンタ・クララ駅。この駅でサンフランシスコ市内からのカルトレインが合流し並走する。旧型客車が保存されていた。
カルトレインの車両基地が見えてくるとサンノゼも近い。
そうしてほぼ定時に終点のサンノゼに到着した。
速度としては大体75km/hから110km/hくらいといったところか。揺れはほとんど感じず、快適な乗り心地だった。
次はサンノゼ駅の様子を紹介します。
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