mixiユーザー(id:11056015)

2017年09月18日04:50

435 view

やくざのいう「任侠」はどこにいった?

■拳銃入ったかばんから容疑者身分証 神戸の射殺事件
(朝日新聞デジタル - 09月17日 19:42)
任侠とは弱い者を助け,強い者をくじき,義のためには命を惜しまないという気風。おとこぎ。おとこだて。仁義を重んじ、困っていたり苦しんでいたりする人を見ると放っておけず、彼らを助けるために体を張る自己犠牲的精神や人の性質を指す 。
かつてのやくざにはそうした「任侠」を持つものが多くいたのでした。
そういえば山口組は戦後の混乱時に横暴や蛮行を行う在日コリアンから体を張って抵抗し、それによって神戸の治安は曲がりなりにも良くなったことを当時の警察はそれを認めていたと思われます。その結果当時の田岡一雄組長が警察の一日署長に任命されたのでした。
山口組や他の組の資金源は現在違法なものばかり挙げられていますが、かつて山口組は港湾関係の仕事、芸能関係(神戸芸能社)、運送業(甲陽運輸、上組)と関係し、生業にも力を入れていたのでした。なお田岡一雄山口組組長は組員に合法的な収入元を持つように勧めました。
それが変質したのは勢力拡大や組織の維持とそのための闘争(他組との抗争)、そのためには資金集めが必要で下部組織には多額の上納金を要求し、その結果違法な行為に手を出す組や組員が現れたのでした。また抗争によって組員だけでなく、多くの市民が巻き込まれて犠牲になる事態を生みました。かつてのやくざには曲がりなりにも「任侠」を自認する者がおり、その者は堅気に手を出さない者がいたけれども、次第に組の「代紋」の威光を借りて、一般人や企業に脅しをかけるものやそれを自身の利益のために使うものが出たのでした。その結果一般市民がやくざを嫌悪し、「暴力団追放」の声までも上がるようになったのでした。
現在の山口組(六代目、神戸、任侠)の三組及び他の組を見ると、しのぎ稼ぎや勢力拡大に明け暮れた結果、「任侠」が廃れてしまったと感じました・・・
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4770537
9 1

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する