今日のニュースを見ていたら、
アントニオ猪木参院議員が、今日の参議院外交防衛委員会で、
7日に北朝鮮を訪問する事を明らかにしたとの記事が目に付きました。
9日の北朝鮮建国記念日に合わせた訪問で、
朝鮮労働党幹部ら要人との会談を調整していると報じられています。
猪木議員は委員会で、訪朝の理由について
「どんな場合でも(対話の)ドアを閉めるべきではない。
こういう緊張状態から対話に向かえば良いと思っている」と説明したとの事です。
菅官房長官は、昨日の記者会見で、猪木議員の訪朝見送りを求めたとの事ですが、
それでも意志は変わらないようで、
明日、日本を出発し、北京経由で7日に平壌へ入り、11日に帰国する予定との事です。
猪木議員は、かつてやはり参議院の許可を得ぬまま訪朝して、
懲罰を受けた事があったと思います。
これまで何度も訪朝していますので、それなりのパイプはあるのでしょう。
現在、北朝鮮の核開発などに関して、アメリカや韓国、日本は手詰まり感があります。
しかも、北朝鮮は9日にでも、ICBMを発射するとの情報もあり、
韓国は暗殺部隊を来年末を目途に準備するとの話もあり、
とにかく朝鮮半島はきな臭くなっています。
何もしないよりは、猪木議員に行ってもらって、膠着状態解決の糸口でも見つかれば、
それに越した事はないような気がします。
猪木議員には失礼な言い方ですが、ダメ元だと思います。
政府としては全国民に渡航自粛を求めていますので、
見過ごす訳にも行かないのかも知れません。
猪木議員の訪朝は、多分に彼の政治的なパフォーマンスのような気もしますが、
それでも北朝鮮の状況など、少しでも分かれば良いと思います。
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