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2017年09月01日06:47

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仮眠トラック「取り締まり」だけで良いのか!?

大阪府警鶴見署などは仮眠のため路上駐車するトラックなど違法駐車の一斉取り締まりを行いましたが、私見だがドライバーが気軽に仮眠できて、休憩できる場所が殆どないことに由来すると感じました。
高速道路を走れば、路肩で休息しているトラックを見かけますし、サービスエリアを見れば、仮眠、休息や時間調整のためにトラックが駐車しているのを見かけます。またコンビニの中には仮眠や休息するドライバーがいるトラックの数が多いところもあります。
時間どうりに荷物を届けなければならず、たとえ早く来ても荷受先が開かなければどうにもならない場合が多く、そのためその近くで仮眠したり、休憩せざるを得ない事態を生んだのでした。
そもそもトラックステーションはあるもののその場所は限られており、宿泊や浴室などのサービスが受けられるところが少なくなっているのが現状です。
一番の問題は物流施設や工業団地などのエリアに大型車の駐車場がないことが問題です。その為、荷受け先に近く、交通量の少ない、車が走っていない場所をドライバーたちが見つけて違法駐車をしてしまう結果を産んだのでした。
その問題を解決しようとしないで一斉取り締まりを行っても、「イタチごっこ」にしかならず、ドライバーを追い詰めることになりかねません。
仮眠も休憩もできないドライバーたちが疲労困憊で事故を起こすことが多くなれば、我が国の物流の危機を生みかねません。
仮眠トラックなどの違法駐車「取り締まり」だけで良いのか!?と感じずに入られませんでした!!


■路上に行列「仮眠トラック」駐車違反一斉取り締まり 40〜50台、1キロに及ぶことも…大阪・鶴見
(産経新聞 - 08月31日 07:32)

深夜から未明にかけ、仮眠などのため路上駐車するトラックやトレーラーが増えているとして、大阪府警鶴見署などは30日早朝、大阪市鶴見区緑地公園の市道都島茨田(まった)線(花博通)で、違法駐車の一斉取り締まりを行った。同線では歩道寄りの1車線に数十台が列を連ねることも珍しくなく、府警は「常態化する違法駐車を一掃したい」としている。

 道路交通法では、運転手が車内にいたとしても、仮眠や荷物の積み降ろしなどの理由で駐車禁止区域に継続的に駐車していた場合は違法駐車となる。

 同署によると、現場の市道では数年前から路上駐車が増加。最近では40〜50台が約1キロにわたって並ぶこともあり、多くの運転手は荷物の搬送先などの始業を待つ間、窓のカーテンを閉めて仮眠しているという。府警はこれまで何度も警告を続けてきたが、改善がみられないため一斉取り締まりに踏み切った。

 この日午前5時45分から行われた取り締まりでは、路上駐車していたトラック約20台のうち、7台の運転手に反則切符を交付した。近隣住民からエンジン音や排ガスへの苦情も寄せられているといい、同署は「違法という認識がありながら駐車する運転手もいる。周辺の駐車場などを利用してほしい」としている。

http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=3&from=diary&id=4742514
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