めっきり涼しくなってきました。
しかしまだまだ、これから残暑もあるでしょうから油断できません。
さて表題の映画、映画館に行きそびれたのですがようやく観ました。
ハリー・ポッター好きの人には、結構批判的な意見がありますが、
私はそれほどポッターに思い入れが無いせいか、楽しめました。
主人公はエディ・レドメイン演ずるニュートなのかもしれませんが、
私的にはノー・マジ(人間)のジェイコブ(ダン・フォグラー)だったよう
に思えます。
ニュートのほうは、あまり感情を表に出さないせいもあるかもしれません。
過去に心に傷を負い、人よりも動物(魔法動物)にしか心を開かない
という設定のせいかもしれません。
一方の貧乏だけど一念発起してパン屋さんを開業したいという太っちょ
のジェイコブはカッコ悪いオッサン風体ですが、本当にいい人。
優しくて、柔軟な思考で夢を忘れていない。
同じような冴えないオッサンとしてはなんだか肩入れしたくなります。
こんなオッサンを好きになってくれる美人の魔法使い(アリソン・スドル)
も、「そんなアホな」と、ご都合主義な感じもしますが、夢があっていい
です。
このアリソン・スドルもしらない女優さんでしたが、なかなか良いです。
有名どころの俳優さんもたくさん出ていますが、こういう知らなかった
俳優さんを知るきっかけになるのでもっとたくさん映画を観たいものです。
作品としては、ちょっと残酷というかドラスティックな部分が目立ったのが
引っかかってますし、設定自体に無理があるようなところも散見されまし
たので、まずまず…という評価で。
2016年英
☆☆1/2
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