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2017年08月30日23:29

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実践ポジティブ心理学

先日行われた大道芸講座について学会でプレゼンするための準備が整いました。活動のプレゼンを通じて自分のことを知ってもらい、より多くの方に笑いの効用を知ってもらうことにつなげていきたいと思っています。

さて、笑いと健康に関する知識を増やすため「実践 ポジティブ心理学」という本を読みました。著者は慶應義塾大学の前の隆司教授です。ロボットの研究から幸福の研究へと移られた経歴を持つ方です。

ポジティブ心理学というと聞きなれず胡散臭い響きに思う人もいるかもしれません。心理学は気分障害や精神障害など病的な状態を脱することを長らく研究の対象としていました。普通の人(この中には少しうつ気味だけど病気とまでは言えない人も含みます)がより幸せ(ウェルビーイング)になるためにはどうしたらよいか研究する学問領域がポジティブ心理学です。僕の笑いと健康に関する講演も、ポジティブ心理学の知見が一部入っています。(話は脱線しますが、僕はウェルビーイングについて心理学ではなく経済学の視点で勉強していました)

この本にはすぐに実践できる様々なワークが多数紹介されていますので、皆さんにもおすすめです。また、単に心理学の紹介で終わるのではなく、心理学的な知見をベースに、みなが幸せになれるような商品、地域、社会を作ることを目指そうという壮大な構想も語られているので、読後感がよいです。

ぜひ皆さんも一読してみてください。
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