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2017年08月19日00:14

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柳亭小痴楽・明楽・楽ちん兄弟会

「柳亭小痴楽・明楽・楽ちん兄弟会」
神田連雀亭
19時半

行ってきましたー
楽輔師匠の弟子3人衆の会

男性5,6人、女性20人くらいってとこでしょうか
いい感じです

そんでもって、なにやら楽しそうな笑い声が奥からずっと聞こえてましたが
5分押しではじまりました。おーい、楽屋の方が楽しいのかー

はじめはトーク!
お揃いのTシャツ!
いつもがどんなのかわかりませんが、身内感がすごい!
兄弟会だしあたりまえですが、これはこれで楽しく。

それぞれのキャラクターがはっきりわかりますね、トークって。
いいバランスの3人だなー
いちばん下で与太っぽい見た目だけど、何気にしっかり者の楽ちんさん
とことんマイペースの明楽さん
きっぷがよくやさしいけど口は悪い若頭の小痴楽さん
マル秘トークだということなので、内容は記しませんが、
トーク1時間!
まだまだいけそうだったけど、とりあえず仲入りに。

楽ちん「雑俳」
黒い半襟に白っぽい着物
急いだのかけっこう着崩れている。はは。
声がはっきりとして、明るくて、大きくて、聞きやすいのがいい。
前半、特に面白かった。
ちゃんと落語だった。

明楽「初天神」
黒紋付。夏っぽくはない。
金坊が親父につき合って初天神に行く噺。
なんじゃそれ!
でもいまっぽい。
かなりとんでもない仕上がり。
でも明楽さんが楽しそうなのでつられて笑ってしまう。

小痴楽「粗忽長屋」
鼠の羽織に同系色の着物。
「なんか耳に残るな、ブーンって。
「初天神」持ってないんですよねー、教えてもらおうかな」
っていじってからの噺。

八五郎が熊さんに死んじゃったと伝える時に
「おまえしくじったよ」っていうのがおもしろかった。
私は噺をあまり知らないのでざっくりした筋でおもしろさを感じてたけど
同じ人が同じ噺をやってるのを何度も聞くと
ひとつひとつのセリフが面白く感じるんだなーと知れて楽しかった。

あと、羽織の紐がなかなか解けないのもセリフに代える臨機応変さ。
そういうのっているものだけがわかることだから楽しい。

役人がはじめ隠居さんぐらいの落ち着いた年齢だったのに
八が戻ってきてからちょっと若い様に感じました。なんでかな。
噺はじっくりと丁寧に終わりました。20時35分。


なるほど、名前通り兄弟会ですな。
それぞれキャラクターも噺の感じも異なる。
トークいつもやった方がいいんじゃないかなー
その方がみなさんの噺の奥行きが出るというか、
やる側も地が出たまま高座に上がれるんじゃないかなー
勉強会にはならないかもしれないけども。
楽輔一門ファンにはたまらないと思います。


それにしても、連雀亭なくなるの!?
あまり行ってないのになんですが、
場所も、中の様子も、定席も、価格も、よいのにーー
代わりはないのにーー
存続をつよく希望したい。
小痴楽さんを見たくていったら出てなくて、
代演の昇吾さんの「犬の目」に感銘を受けたりするっていう、
そういうのが楽しいのになー。

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