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2017年08月05日19:30

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映画「ジュラシックワールド」

特撮界の記念碑的な映画「ジュラシックパーク」からもう20年か。歳をとるはずだ。
ガクリ

パークも確か3か4までやってたはず。あんまりちゃんと覚えてない。
私自身があんまり恐竜に興味がないのかも。

ワールドはパークの続編というスタンスで、パーク失敗を糧にして巨大資本が湯水のようにお金を使ってワールドを運営している、というテイ。
でもその実は軍事関係団体が恐竜の軍事運用を目論んでいて、また、新型恐竜開発部門がワールド経営者の意思を忖度(そんたく)してモンスターを創り上げてしまう。
という、「モンパニ(モンスターパニック)映画の続編あるある」をこれでもかこれでもかとぶち込んだ、ある意味オマージュの塊、別の意味では独創性のカケラもない内容。
だが、それでこそモンパニ映画。

前述の通りパーク跡地に建設されたワールドは、連日多くの家族連れで賑わっていた。
運営責任者の女性は人格に難あり。数字大好きっ子。姉から甥らの面倒を押し付けられるが、2人にはパークのフリーパスを渡して厄介払い。凶暴な新型恐竜の様子を見に行く。
一方、ラプトルの調教士は軍事転用の話を聞いて憤慨。「そんなことはうまくいきっこない!」と。
新型恐竜はそのスペックを全くわかってない人々のせいで、脱走に成功。警備員達をパクパク食べながらワールド本体に向かう。
破壊衝動にのみ支配されているという設定だ。

なんやかんや

ワールドを放棄して脱出を図る悪役たち。
運営責任者は毒を以て毒を制するの言葉どおり、ティーレックスを新型恐竜にぶつけることにする。
ワーギャーガォーバリン!ドカンバタン!!

プール際で勝利を確信する新型恐竜。物かげからジッと見守る人々。
突然モササウルスがプールから現れて新型を食べてジエンド。

モンパニ映画のラストは爆発オチとまだ卵が残ってるよヒキが、安定なんだけどなぁ。
まぁ別にいいか。
驚くほど悪趣味に作り直されていて、観ていてつらかったし。
モンパニ映画では、モンスターは組織だった人類の行動によって駆逐されるものなの。でもこの映画だと、ことごとく返り討ちにあって、その都度バタバタと人が死ぬのである。しかも人類は大して作戦を考えない。
最終的にはティーレックスをぶつけちゃおう、というお気楽さ。

大金さえかけたらBホラ(B級ホラー)もBホラぽく見えないようになるんだなぁと、しみじみ感心するのみなのです。
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