今日のネットのニュースを見ていたら、
「広がるタトゥー、彫るのは医師のみ? 法整備どうする」との
朝日新聞の記事に興味を感じました。
若い世代を中心に、アートやファッションとして広がったタトゥー(入れ墨)ですが、
一方でタトゥーを彫る行為への規制も強まり、
厚生労働省は2001年、タトゥーと同じ手法で
眉やアイラインを描く「アートメイク」でトラブルが相次いだのを背景に、
「針先に色素を付けながら、皮膚の表面に墨等の色素を入れる行為」は
医師にしかできないと通達しています。
また、医師免許がないのに客にタトゥーを施したとした彫り師が、
医師法違反の罪で起訴され、その裁判が大阪地裁で大詰めを迎えているとの事です。
以前日記にも書いたような気がしますが、
昨年、グアムに行った時に、多くの現地の若者がタトゥーをしているのに驚きました。
すれ違う若者の半分以上がタトゥーを入れているように感じました。
「身体髪膚これを父母に受く あえて毀傷せざるは孝の始めなり」は
孝経の有名な文句ですが、毀傷にタトゥーが入るのかどうかは分かりません。
古くから人類はタトゥーを入れて来たようで、
多くのミイラにはタトゥーが入っていますし、
魏志倭人伝には、倭人も黥面文身していたと記されています。
日本のタトゥーは、江戸時代の町火消しや侠客などの侠気を現す装飾となりましたが、
その流れで専らヤクザをイメージするようになりました。
しかし、日本の伝統文化の面もあるような気がします。
各国ともタトゥーの施術を医師に限定しているのかどうか分かりませんが、
世界的な流れの中で、タトゥーを誰が入れるかは、
自己責任で良いような気がします。
朝日新聞の記事に、女性の足にタトゥーを入れる動画がありました。
宜しければご覧になって下さい。
http://www.asahi.com/articles/ASK6Z5333K6ZPTIL00M.html?ref=yahoo
ちなみに僕はタトゥーが嫌いですし、入れようとも思いません。
若い人にも止めた方が良いと言いたいのですが、
個人の好みの問題ですから、口出しすべき問題でもないような気がします。
ログインしてコメントを確認・投稿する