6月19日
昼間、宿所近辺をIan=Johnに連れられて散策。いやぁ、良い所だね、ニュージランド。冬の季節とはいえ、やっぱ南国。植物が違うわさ。
でも、一日の温度差が激しくて、Tシャツ一枚からセーター&ジャンパーまで持ち歩かねばなりません。一日に四季があると言われている所以。
夜、NZ最初のライヴ。ワインセラーというバー。ワインセラーという名前だが、IPAビールが美味い。
バーの奥に、ステージのある別の部屋があり、そこでよくライヴを開催しているとのこと。
月曜日の夜だが、やっぱその手の音楽が好きな人達がぞろぞろと集結。この界隈のインプロ・ミュージシャン大集合っていった感じ。
進行役の人に促されて、我々は言われるがまま、NZミュージシャンらとの組み合わせでインプロ・セッション。当然、初顔合わせ。ステージが始まるまで、何の楽器と一緒に演奏するのかも不明。いやぁこりゃ、初期プルガサリを思い出すなぁ〜。
最初のセットは、スジョン(ピアノ)とボンギョさん(チャンゴ)とNZギタリストのポール。
あははは、アリス・コルトレーンとサムルノリとデレク・ベイリーって感じ。そんな組み合わせ、現実じゃ有り得ない。面白かったわさ。
次は、わしのテーブル・ギターに、NZの創作パーカッション演奏者フィル(NZ実験音楽グループFrom Scratchの創始者)と豪州のハンド・メイド・ギター奏者のトリオ。
先日購入したVoxギター、まだ慣れてなくてコントロールするのに精いっぱいの演奏だったけど、お客さん絶賛だったから良かったワン。
最後は、ハンジュ(チェロ&弓演奏)とIan=John(カセットテープ&ハーモニカ)とNZのコントラバス奏者エイモン。
ジャズ風な感触を残したコントラバスのパッセージとノイズ曼荼羅を紡ぎ出すハンジュの演奏を尻目に、素っ頓狂なカセットで戯れるIan=Johnに捧腹絶倒。
まさにプルガサリそっくりな公演風景でありました。
6月20日
午前中から、John Bellの運転でプチ観光。
まずは、オークランド・センテニアル・パークの山の中に住む、Ian=Johnの弟ジェームス(マオリ語ではヒミ)宅へ。山の景色が、もう全然違うわさ。密林、ジャングル?! そんな感じ。
それから山を下りて、カレカレ・ビーチへ。
うわぁーーーー、絶景。我々以外誰もいない。まさに秘境。鉄分を多く含むブラックサンドがキラキラと輝き、地平線に広がる海は波しぶきをあげる。う〜ん、大自然を満喫。
夕方、ハンバーガー屋で遅い昼飯をとり、Audio Foundationへ。
なし崩し的に、リハーサルという名前のセッション大会が始まる。まさにプルガサリ状態。ひっきりなしに新しい人がセッティングしては、入ったり、出ていったり。
隣の小部屋では、Samがノイズを流し、Ian=Johnがサウンド・インスタレーションを。そんな中、テギョンは黙々とパフォーマンス。
John Bellは、セッションを眺めたり(時には参加)して、今週末の公演のセットを考えているとのこと。
わしは、普通にギターを抱え(新しいギターに慣れようと思って)、ノンイデオマティック、サイケデリック、ノイズ演奏といろいろ実践。まだちょっとだけだけど、このギターも手に馴染んできたかしら。
終了後はワインセラーで飲み会。
明日も明後日も、夜はこのセッションの予定だとか。いやはや、なんとも…。
《プルガサリ・スペシャル公演ツアー in ニュージーランド》
Friday 23 June 8pm @ the Fale
Samoa House, Karangahape Road, Central Auckland
Saturday 24 June 2pm & 8pm @ Audio Foundation
4 Poynton Tce., Central Auckland
Monday 26 June 8pm @ the Wine Cellar
St Kevins Arcade, Karangahape Road, Central Auckland
Wednesday 28 June 8pm @ None Gallery
24 Stafford St., Dunedin
Friday 30 June 8pm @ the Gym, Christchurch Arts Centre
Sunday 2 July 8pm @ Pyramid Club
272 Taranaki St., Wellington
Thursday 6 July 5:30pm “Exhibition Opening”@ Audio Foundation
4 Poynton Tce., Central Auckland
ログインしてコメントを確認・投稿する