mixiユーザー(id:12796416)

2017年05月19日04:17

421 view

山下達郎@NHKホール

危険・警告この日記には、公演の内容や演目に関する記述が含まれています。閲覧注意exclamation ×2


11日、ここ10年皆勤を続けている山下達郎のライブに今年も参戦しました。

近年、この人のチケット争奪戦は本当に苛烈でふらふら
北陸遠征まで追い込まれた前回「40周年アニバーサリー」、コアなファンが殺到してキャンセル待ちまでもつれ込んだ前々回「マニアック・ツアー」と、まさに血で血を洗う「冥府魔道」を通ってチケ獲得してましたww
今ツアーは、そういった特別な意味合いのない「無印」だったせいか、最初のエントリーで東京公演を一発ゲット(≧▽≦)。
あまりの嬉しさに、当日必携ツールのクラッカーを忘れて(^^;渋谷に向かいました。

入場前にチケ購入者・同行者の本人確認があり、パスした印に手錠(写真)をかけられて席へ。
毎回文句を言ってるけど、コレはなんとかして欲しいですね。
まっとうにカネ払って観に来てる客の権利を、なんで阻害するようなことするかなむかっ(怒り)むかっ(怒り)
本人だって同行者だって、たまさか具合悪くて行けなくなること、あるでしょ?
そこをシャットアウトするような真似は、アーティストだろうが主催者だろうが、許されるべきではない。
「まっとうな客」の代表として、この点強調しておきたいです。

さて、今回の席は「2階のセンター」。遠いのは仕方ないけど、ステージ全体が見渡せてなかなかのナイス・ビューイングです。
セットがちょっとショボイ印象を受けましたが、実際は照明演出と相まって凄く楽しめました。イイネ♪

1発目、「SPARKLE」のイントロが鳴った瞬間に血が沸騰しますた(≧▽≦)。
定刻スタートで、怒濤の25曲・3時間半のパフォーマンス。今年もまたお腹いっぱいです。
達郎もMCで言ってましたが、「無印」の今ツアーは意表を突く選曲はあまりなく(1曲爆弾はあったけどw)、80年代〜90年代初頭の曲中心のセトリでした。
俺が初めて達郎のライブを観たのは1982年(ちなみに当時のチケット価格は2800円!)だったから、ある意味居心地のいい?時間だったことは確かですわーい(嬉しい顔)

MCで傑作だったのは、達郎が自身の来歴を語ったくだり。
80年代は「夏だ、海だ、達郎だ!」と売っていた自分が、いつの間にか「クリスマス男」になってしまったとwww
確かに若い頃、女の子と海に向かうクルマのラジカセ(!)には、(自作の)達郎ベストが搭載されていました。ですよね?ww

例によって鉄壁のバックを得て、歌っている姿がとても楽しそうな達郎でした。
観る側としては、オルガン系Keyの柴田ちゃんと、Ds拓海くんのソロパートがなかったのはちょっと残念かも。とくに、俺は拓海くんのバカテクを観るのが毎回楽しみだったので、そこは欲求不満です。が、もちろん彼が主役のステージではないので、大きな減点はなしウインク

毎回のことながら、当夜のハイライト・チューンを選ぶのは一苦労です。
「SPARKLE」を筆頭に、最近よく聞く「風の回廊」、難波弘之のピアノが冴え渡る「FUTARI」、30年近く前の曲が、なんで今の世相に寄り添うかよ、的な「THE WAR SONG」、アカペラコーナーで一番好きな曲が演奏された「SO MUCH IN LOVE」、もしかして一番客席が沸いたかも知れない「ハイティーン・ブギ」、本編最後にぶちかまされて沸騰が加速した「CIRCUS TOWN」、例に漏れずいろんな楽曲たたき込みの「LET'S DANCE BABY」「蒼氓」等々、見応えありまくり(≧▽≦)。

そのなかで今回選んだのは、わりと序盤で演奏された「僕らの夏の夢」です。
「サマーウォーズ」の記憶があるのはもちろん、「ドラハルヒ」として有名なネットコンテンツ「のび太の終わらない夏休み【エンドレスエイト】」が思い出されて、ちょっと泣いちゃったw
動画貼ろうと思って検索したら、今は削除されてるのな涙
なんかこっちの方が悲しい。泣ける(ToT)。

6時半の開演に間に合わないお客さんが、ひっきりなしに入ってくる3時間半でした。
それだけ必死に、仕事終わりで駆けつける人が多いと思うと、定刻に入れるフリー稼業の身のありがたさを痛感します。
できれば次回、また東京で観られたらありがたいのだけど……だいじょぶかな(^^;。


☆セットリスト☆

SPARKLE
いつか (SOMEDAY)
ドーナツ・ソング
僕らの夏の夢
風の回廊
Guilty
FUTARI
潮騒
ターナーの汽罐車
It's Not Unusual (Origined by:Tom Jones)
THE WAR SONG
SO MUCH IN LOVE(a cappella)
Stand by Me(a cappella)
クリスマス・イブ
蒼氓
Get Back In Love
メリー・ゴー・ラウンド
LET'S DANCE BABY
高気圧ガール
CIRCUS TOWN

ハイティーン・ブギ(for近藤真彦)
Ride On Time
THE THEME FROM BIG WAVE
YOUR EYES


【9;20追記】
今回初めて、達郎の口から「あと何回、いつまで(ライブを)やれるかわからない」という発言がありました。
もちろん弱気な発想ではなく、加山雄三・小田和正・吉田拓郎・井上陽水といった先達の名を挙げ、「彼らに負けないよう、声と身体の続く限りやります」と決意表明して、ヤンヤの喝采を受けていました(*^o^*)。
けれども、本当にあと何回観られるかという思いは見る側にもあるわけで、本人からそこに言及されると、どこか寂しい気持ちにはなりますね。

何回か書いてるけど、こういう芸術こそ重要無形文化財に指定すべきと思うです。

7 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する