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2017年05月14日10:04

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もし共謀罪が危険な法案であるならば、

このニュースになっているカメラマンの主張は、
こういった改憲に対して危険だと主張する一派からすれば、
法の妥当性を冷静に判断しているので、
僭越な言い方だが、まだ話が出来そうな人物に見える、

ただ、反権力はかっこいい、と言う視点は、
正直、今まで法で規制や処罰の対象とされてなかった行為を、
法の抜け道として利用し己の自己顕示欲を満たしていた、
そう主張しているようにしか見えない、

その上で反権力はかっこいい、と言うのは幼稚で滑稽、
子供地味ているとしか思えない、

あえて言うなら、反権力はええかっこしい、ならばまだ理解できる、
いわゆる成人式の際に騒動を起こす一派は、
その行為が無様で幼稚で無礼だとは思っていない、

つまりあれらにとって、あの騒動を起こすことは「かっこいい」のだ、

この一派と同じ感覚で反権力=かっこいい、と言うのは、
それが無様だとは今もって理解は出来てないようだが、
そういう一派なのだ、と自ら白状しているのと、どう違うのだろう、

そもそも、メディアが熱心に報道するように、
共謀罪が危険で国家国民に大きな犠牲と被害を与える法律であるならば、

共謀罪に類する法律は、ほぼ全ての国が法で明記されており、
それらの法案がない国の方が稀有だ、
なぜ日本には今までなかったのか?
法案が無かった日本でも国家国民は守られていた、と主張せねばならない、

感覚で言えば家のカギを掛けずに長期の外出をしても、
泥棒や強盗などの被害には遭わなかった、と主張せねばならない、

ところがこういった法案に反対する一派は、
法の施行後の危険を訴える、
しかし、それが間違っているとしか思えない、
なぜなら今、存在しない物が存在するようになった後を想像するのは難しい、

家のカギの例で言うなら今までかけなかった状態が、
かけるようになった不便さを主張するようなものだ、
確かにカギをかける手間を面倒だと主張するなら肯けるが、
カギをかける安心感については一切言及しない、

広告の論理で言うなら、
「それ」が何であれ、今が悪くて「それ」があると素晴らしくなる、と言うか、
今が普通で「それ」があると善いものになる、と言う主張をするのが広告だ、

例外的なのは福祉などの政策で、
例えば年金などの減額は今より悪くなるが、
代わりに改善されるのは制度として生きながらえ、
制度を維持出来る期間の延長が改善になる、

共謀罪が危険な法案と言うなら、
今の世の安全を主張せねばならないのだが、
毎週の様にミサイルの発射が続いている現状で、
その主張はもはや滑稽にしか見えない、

もし、この法案に反対し危険視する一派が、
国家国民に向けられた共謀罪と言う危険に対し警鐘を鳴らしているなら、
先ほどのカギをかける、と言う話で言えば、
カギをこじ開けようとする人物らへの批判をするより、
新しいカギに換えようとしたり、カギをかけて外出するように、と啓蒙する人物らを、
批判非難するのはなぜだろう、

その奇怪な行動に対して、
「反権力はかっこいい」と言うのは実に明確な回答を得られたと思う、
善か悪か、安全か危険か?ではなく、
カッコよさを得られる為の行動としての政府批判、
その一環としての共謀罪への反対だとするならば、
自己顕示欲を満たすために、
国家国民を危険にさらしてよいはずがない、

自己顕示欲を満たしたいなら、
己の英雄列伝でも小説にしたためて出版すれば善い、
現実世界の平安と秩序を乱すな、と言いたい、

最後に法の施行後の危険を訴えるより、
今の安全を訴えるか、そういった法のある国の国民に押し寄せる危険や、
そういった法のない国の安全と秩序を伝える方が、
自己顕示欲を抜きにして伝えたいなら、
そういった方向性のもの以外は、
偏向している、としか思えない、
そう考えてみると、今の日本のメディアは、
これ以上ないほど変更しているな、
我らの将軍様と伝えるどこぞの国のそれとどちらが下だ?



■反権力はかっこいいが 不肖・宮嶋、「共謀罪」を語る
(朝日新聞デジタル - 05月13日 21:51)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4570948

 「共謀罪」の趣旨を盛り込んだ組織的犯罪処罰法改正案が国会で議論されている。
政府は「テロ対策に必要」との立場だが、
捜査当局による乱用や「表現の自由」などの侵害を危惧する声もある。

 危険と隣り合わせの取材を重ねてきたカメラマン、宮嶋茂樹さん(55)の目には、
法案をめぐる議論はどう映っているのか。

 《「社会が萎縮する」。そんな各界の訴えに、真っ向から異を唱える。》

 わしは「共謀罪」法案に賛成する。
世界情勢を見れば、テロ対策の強化が必要なことは明らか。
捜査機関による監視が強まるという批判もあるが、
政府は「一般市民は対象にならない」と説明している。
そう簡単にふつうの市民を逮捕できるわけがない。

 むしろ共謀罪は、市民が犯罪者を拒む理由になるんじゃないか。
「あなたとは会うだけで共謀罪に問われそうだから」と。
もちろんテロリストや暴力団などの組織的犯罪集団と関係があるような人は
一般市民とは言えない。

 若い頃、大物右翼の赤尾敏氏(故人)を撮影した写真展を開いた。
最初に会場に来たお客さんが「よう、宮嶋君。いい写真だね」と言う。
公安刑事だった。身辺を洗われていると感じたが、別に悪いことはしていない。
不肖・宮嶋、女の好みとか警察に知られたくない秘密はある。
だけど、少しくらい監視されたって枕を高くして眠る方がいい。

 多くのジャーナリストや作家たちが「言論・表現の自由が萎縮する」と反対している。
反権力を叫ぶと確かにかっこいい。
だが、世論調査を見ると、賛否は割れている。
安全への脅威が高まるなか、彼らの訴えは市民の心に響かなくなっているのではないか。

 2004年、海上自衛隊の輸送艦に同乗して中東へ取材に向かった。
途中、ペルシャ湾で正体不明のボートが接近してきた。警笛を鳴らしても止まらない。
爆弾を積んだボートが米艦に突っ込んで死傷者が出たテロが頭をよぎった。
結局何事もなく通り過ぎたが、艦内には緊張が走った。

 日本人は、テロや他国からの攻撃に対する危機感が薄い。
先月、北朝鮮のミサイル発射で一部の地下鉄が運転を見合わせた。
「過剰反応だ」という声もあったが、止める判断は正しかったと思う。
災害時の避難指示なら「空振り」でも文句が出ないのに、
ミサイルやテロだとやり過ぎと言われる。
国民に「どうせ起きるわけない」という思い込みがある。

 これからも安全な日本社会を守っていきたい。
共謀罪でテロを全て防げるとは思えないが、
計画の実行前に取り締まれるようになる意味は大きい。
これまで過激派が起こした事件の中には、準備段階で検挙すれば防げたかもしれないと思えるケースもある。

 もちろん権力は監視しなければならない。
わしも時に大臣や議員を追っかけ回して取材し、厳しく批判している。
警察だって組織防衛に走ることがあり、妄信するつもりもない。
だが、治安維持法を引き合いにした「警察が暴走する」といった批判には、
「おいおい今は戦前とは違うだろう」と言いたい。

 カメラマンとしての経験から、表現や言論の自由の尊さは十分理解している。
それでも、共謀罪を危険視するだけの反対論には同意できない。
テロ防止のために必要な法案は早く成立させるべきだ。(聞き手・岩崎生之助)

     ◇

 〈みやじま・しげき〉 日大芸術学部客員教授。自衛隊の海外派遣を取材。
主な作品に「国防男子」「サマワのいちばん暑い日」など。
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