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2017年03月27日10:33

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「日本のすずめ」江戸小話

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お城へ出入りしている商人が、中国から来たすずめ鳥←〈すずめ役〉を手に入れました。すずめは全部で6羽います。

中国のすずめは大変珍しいので、殿様に献上することになりました。

ところがこの殿さま勝ち誇りは、とても縁起をかつぐお方です。めでたい数でないと、どんなに珍しい物でも喜びません。

中国人「まずいなあ。殿さまに献上するなら、七・五・三のどれかでないとまずい。しかしいくら数えても6羽しかおらんわ」

商人はしばらく考えていましたが、

中国人電球「え〜い、ままよるんるん」と、日本のすずめを一羽鳥足して七羽にして、殿さまに献上いたしました。

勝ち誇り「おお、これは珍しいexclamation」殿さまは大変わーい(嬉しい顔)グッド(上向き矢印)グッド(上向き矢印)ご機嫌で、一羽、一羽、念入りにながめていましたが、

冷や汗「はて、中国のすずめと申しながら、日本のすずめが一羽まじっておるぞ。どうした事じゃ?」と、尋ねてきました。

中国人あせあせ(飛び散る汗)「そっ、それは・・・・」商人が返事を出来ずに困っていると、日本のすずめが小さな口を開けて言いました。

鳥「お殿さまるんるんわたくしは、通訳でございまチュンるんるん




ちゃんちゃん






表情(嬉しい)表情(嬉しい)表情(嬉しい)蛸うまっいっ手(チョキ)手(チョキ)手(チョキ)




(14.8.18)









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