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2017年03月02日20:12

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茜屋時間 亡羊忌その二百二回

 当初予定してた予定が朝狂い 雨も降って
いたのでそれぢゃと云ふことで都幾川の温泉へ 一時間ちょっとのドライブ いつもより空いていたのでいつもより早く到着 しばしバス ではなく車で待機 10分待って出て行く 三月二日 さすがに二月の寒さとは違ふ なんとなく暖を感じる 風呂は四、五人 今日は温泉に入る間このほぼ人数 空いて入る日だろう

 適当に昼を食ってお昼寝 のち部屋の模様替え 約一時間 ついでに掃除 綺麗に鳴って大江戸捜査網を見る  風呂に入って来たので早時代劇を見終わると夕飯の準備 白菜お雑煮 体に優しい食い物だ 肉はなし 弁当の残りの魚フライを温めて半分こ

 雨がちょっと降るお出かけ 車は実に空いていて 駅前だけちょっと混み合っていたが 茜山ではあっと云ふ間に到着 茜屋は 私一人の茜屋であった 珍しくジャズが流れていた いつものように埼玉新聞を手に取る 一面から目を通す さしたる話題はなし やがて出てくる漆黒の珈琲 ちなみにブラジルコーヒー 何十年も飲み続けて入る 素敵なアロマ おともにビターなチョコ 今宵も至福の時がやって来た

 今宵の音楽は Ivry Gitlis: Portrait-paganini, Wieniawski, Saint-saens, Brahms, Berg, Etc
選んだのは 今日は二日なので二枚目 <Disc2> パガニーニ: 24のカプリース Op.1 録音は結構古い 超絶技巧 魔術的ギトリスの個性的な演奏を存分に堪能

 今宵二枚目は 時間的に無理そうだ 買って来た蜂さんの本でも読むとするか

 さて今日は 遠山の金さんの日
1840年(天保11年)に遠山の金さんこと遠山左衛門尉影元(通称・金四郎)が北町奉行に任命された日 遠山景元は天保の改革を行った老中・水野忠邦に近い人物として重用された しかし若き頃は放蕩三昧 しかしそのおかげで酸いも甘いも噛み分けた しかし例の桜吹雪の刺青は本当らしい 今で云ふところに 刺青をした警察庁長官と云ふところか 昔のお偉方は懐が広い 今の役人や議員は了見が狭い 底が見える器量だ 底が見えちゃ器量とは謂わんか

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