ここ1週間ほど、太陽系で最も内側を公転する水星が明け方の空で見やすくなっています。最大離角の19日の予報が芳しくなかったので、前日の18日に撮影をしてみました。
東京天空樹星景〜暁の空に輝く水星
2017年1月18日06時00分、1秒露光+2秒露光(HDR合成)、EF-S 55-250mmF4-5.6IS(85mm,F5.6) 、キヤノンEOS Kiss X50(ISO800, JPEG)、固定撮影、東京都台東区谷中にて
透明度が良く、地平近くの空は朝焼けで鮮やかに赤く染まりました。水星は、東京スカイツリーの右側に肉眼ではっきりと見えました。地平高度は10度に満たないにもかかわらず、土星かと思うくらいの強い輝きで見えたのは、真冬の高い透明度のおかげでしょう。
水星が肉眼で簡単に見つけられたのは、2013年11月下旬にアイソン彗星を見送った時以来です。
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