ただそこに在ることだけを求められた“花嫁”は、
豪奢な檻の中で何を思ったのか・・・
時は西方歴1060年代後半。
混迷を極めるハイデルランド。
各地で紛争が多発し、小規模な戦いが続く中、とある城伯家が頭角を現していた。
トライブブルグ城伯。
代々男児のみを後継者とし、代々同じ人物を“妻”として迎えることが定められた奇妙な城伯家。
― 守護獣に守られしトライブブルグに負けなし
これまで自領の防衛のみに向けられていたその力は、今や利権拡大のため外へと
向かっていた。
外へと向けられた刃は怨嗟の声を生み、復讐を望む人々はやがてトライブブルグの
影の支配者、トライブブルグ城伯夫人へと刃を向けた。
常勝のトライブブルグに隠された秘密とは
謎多き城伯夫人の運命は
ブレイド・オブ・アルカナThe 3rd Edition 「トライブブルグの花嫁」
アルカナの刃よ、歪みきったこの世界に光明を与えよ!
ログインしてコメントを確認・投稿する