12月25日
Xmas当日だが、プルガサリ定期演奏会@ハル。
最初はハンジュのギター・ソロ。ループ&ディレイを使ったノイジーだけどファンタジックな演奏。
二番手はチナガドン・ジョシ。バス・ハーモニカだけのソロ。エフェクターも無し。潔し。決して盛り上がるわけではないが、落ち着いていて、とても良い演奏だった。
ラップスティールのハンジュンとラッセルのデュオ“Tongue Wreck”。凶暴なサウンド。
Ian=JohnとLeightonのデュオ。Leightonのギターは穏やかで幻想的。Ian=Johnは、店外からブルースハープを吹きながら登場。そのチグハグ感を楽しむ。
Benのソロ・ヴォイス・パフォーマンス。ラップトップ使用。マイクを掴んで、唸ったり叫んだり歌ったり…とにかく変。
JAZZMALのDJソロ。踊れない、アヴァンギャルドDJ。音源に黄秉冀先生の迷曲「迷宮」が使われて、Xmasには不釣り合いな空恐ろしいサウンドが響き渡る。笑いながら泣きさけぶ兪澄子女史(韓国前衛舞踏の第一人者)の声が捻じ曲げられ、木霊する。
わしのソロ。テレキャス目茶弾き。なんかエフェクターのどこかが接触不良で音がとぎれとぎれになってしまい、途中から自暴自棄状態。1弦&4弦が切れる。落下したガジェットを拾うとして、椅子から転げ落ちたところでギターシールドが抜けたので、それにて終了。なんとも尻切れトンボで不完全燃焼な演奏と相成り。(それでも拍手喝采ではありましたが…)
パク・スニョン(vln)さんとキム・ヒョスクさん(伽耶琴)の女性デュオ。それまでのノイジーで訳の分からない世界から打って変わっての清々しさ。
イ・ボンギョさんのチャング・ソロ。民俗色がさらに濃くなる。
そのまま、マルェハンの舞台へ。ボンギョさんとハンジュ(ds)がサポート。コリアン土着サイケ炸裂。マルェハン、ギター上手いよな。
チェ・ルシアの書のパフォーマンス。白い板にコンタクトマイクを取り付けて、描くときの音を倍増。そのバックにはキム・ヒョスクさんによる伽耶琴が美しく響く。シンプルで面白かった!
画家&パフォーマーのチョン・ヒョングンとジャズ・ドラマーのオ・サンムクによる舞台。ヒョングンは、空き瓶の入ったビールケースを何段も積み重ねて、それをゆすったり叩いたり蹴とばしたり。案の定瓶が何本も大破して、ガラスの破片がステージ中に…。でも、これも単純で面白かったわさ。
最後はMustang Sallyのウンジュのギターを中心にしたジャム・セッション。Ian=Johnがハープ、ラッセルがドラム、ベースはわし、それにJAZZMAL(DJ)という編成。Eワンコード、「ラバンバ」、Aのブルース。
なんやかんや4時間半を超える長丁場となりました。最後にハンジュが料理を作り出し、そのまま打ち上げ夕食会へ。
ところで、ハンジュは、延南洞に新しい不動産物件を見つけて、契約することになった。弘大エリアからちょっと奥に入ったところだが、まぁこの近辺ではある。最寄駅は加佐駅。
ニューYogigaの誕生だ。国際芸術交流団の事務所にもなる予定。
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