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2016年12月15日20:37

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「超論暴論」外論〜日本サッカーに新たな1歩!鹿島がクラブW杯の決勝に進出!

 Jリーグ勢、いやアジア勢としても初めての快挙である。これまで何度もその壁に跳ね返されてきたFIFAクラブW杯であるが、今季は違った。何と開催国枠で出場した今季のJリーグ1部(J1)王者の鹿島アントラーズが準決勝で南米代表のコロンビアのアトレティコ・ナシオナルに3対0で勝ち、決勝進出を果たしたのであるから、これはめでたい。

 先制点を挙げたのは、FW土居聖真であった。33分にFIFA主催大会で初めてとなるビデオ判定で「鹿島のFKの際に、DF西大伍がナシオナル・メデシンのFWオルランド・ベリオ・メレンデスに倒された」と判断し、鹿島にPKが与えられる。ここで土居がゴール右に決めて先制すると、流れは鹿島の方へと行く。しばらくは1対0のままに推移するが、試合終盤の83分にMF柴崎岳の左クロスをMF遠藤廉が飛び込み、ナシオナル・メデシンのGKフランコ・アルマーニともつれてゴール前に転がった球を遠藤が右足ヒールで2点目のゴールを決め、さらにその1分後には途中からピッチに入ったばかりのFW鈴木優磨がFW金崎夢生の右クロスを左足で押し込み、とどめを刺す。運も味方した上に、先制されて浮足立ったナシオナル・メデシンの攻撃を、鹿島はGK曽ヶ端準を中心にした守備陣で守り切ったが、この「奇跡」とも言える結果にサポーターは狂喜乱舞した事であろう。

 石井正忠監督は「相手の攻撃力と技術の高さに驚かされたが、うちは組織力で守り切る形が90分間できた。これは現場の選手やスタッフの力だけではなく、クラブの力で勝ち取った1勝」と語ったが、日本だけでなくアジアのサッカーにとって南米のクラブを破って決勝に進むなどというのは、日本のサッカーの歴史に新たな1ページを記した事は言うまでもない。鹿島の組織力はこういう短期決戦になると大いに発揮できると言える。

 決勝はレアル・マドリード対クラブ・アメリカの勝者であるが、大方の予想ではレアルが相手になりそうな感がするという。最後の大一番、できれば鹿島には頂点に立って、今季の最後を締めくくってほしいが、その結果やいかに?

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