Cyborg009 Call of Justice

観て来た。於桜木町ブルク。
キャパ100人ちょいの小屋に30人位、まぁ劇場公開って箔付のための上映で動員なんて関係ないんだろうけど。

ちょっと吃驚したことに、かなり面白い、と云うか映像化された009としては、3回目のTV版1クールに匹敵する面白さ。
出てくる敵は例によって強大なのだけど、これが本当に強い。
原作を含め、敵と009(か002か004)との一騎打ちで決着が付くことが多いのだけど、今回は総力戦。
な、上に世界を敵に回す勢いで話は進む。
このテンションが最後まで続くと良いのだけど。

残念なのは話の面白さを補って余りある絵の駄目さ加減。まるでプレステ2のクソゲーデモレベル。
半世紀前の作品を下敷きにして、現代を舞台にした物語を紡ぐのだから、変えなきゃいけないものもあるのだろうけど、同じように変えちゃいけない部分もあると思う。(002の鼻とかね)

まぁ、前回高校生を黒下着で誘惑するビッチに成り下がった003が「なかったこと」になっているのは(個人的には)嬉しいけどね。