アニメ時評３３７

「ユーリ！！！　ON ICE」

原案：久保ミツロウ／山本沙代。ネーム・キャラクター原案：久保ミツロウ。キャラクターデザイン：平松禎史。演出チーフ：宍戸淳。フィギュアスケートアニメーション：安彦英二／立中順平。製作：MAPPA。監督／シリーズ構成：山本沙代。フィギュアスケートもの。
絵は少し暗め。背景は陰影がくっきりしている。くすんでいる。フィギュア以外のシーンでも背景が回る。
キャラの頭身は低め。それでも６頭身ぐらい。目は小さい。欧米人は切れ長。動きはとてもいい。フィギュアのシーンは出色の出来映え。
内容は、グランプリファイナルにボロ負けして日本選手権にもボロ負けした男子フィギュアスケーターの話。
主人公男子は大卒の２３歳。スケーターとしてはけっこうなベテラン。故郷に帰って、引退するか、悩んでいる。ここから、どうやって巻き返すのか。
脳内変換のナレーション処理が多い。ギャグがちょっと寂しい。もっとシリアスにしても持つはず。
フィギュアの動きはいい。スピード感を出すために視点を固定する場面があってもいいと思う。
作中でプログラム一つをまるまる再現。力がこもっている。
最後まで動くのかが心配。

継続。