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2016年11月20日07:09

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不意の銃弾〜暴力脱獄〜。

11月19日(土)
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一日中雨。
相変わらずせっせと録画に忙しくてなかなか見る時間が作れない。
その中で選んだ一本。

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11/19
11月-11 暴力脱獄
1967年 ワーナー・ブラザース 128分。
脚本 ドン・ピアース 
フランク・ピアソン 
監督 スチュアート・ローゼンバーグ 
出演 ポール・ニューマン
ジョージ・ケネディ

街のパーキングメーターを壊して収監されたルーク。ひと癖もふた癖もある囚人たちの中、彼はその不思議な魅力で次第に人気者となっていく。そして彼は残忍な看守を嘲笑うかのように、繰り返し脱獄を図るのだったが……。

泣けた…。

前半は看守の冷たい視線、刑務所の労働と囚人たちとの生活がのどかでシンプルな音楽と共に描かれる。
それは「網走番外地」に見られる様な荒々しさではなく、どこかにユーモアが漂っている。
そして後半、主人公ルークは痛めつけられても何度も脱獄を繰り返す。
それもそれほどの悲壮感はない。
音楽も高鳴るわけでなく、淡々と軽々逃げて軽々また捕まる。
しかし、ラスト。
ルークが一言発した時に撃ち込まれる銃弾。
その呆気なさ。有無を言わさないその非情さ。

反逆のヒーロー、ヒロインを今まで何度も見て来たが、何発も銃弾を浴びた彼らよりもこの一発が胸にしみる。
泣けた。





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