ウチ個人の主観による持論を書かせていただくが、
正直言って失言そのものはぶっちゃけどうでもいいレベルのお話で、
蓮舫民進党代表の二重国籍問題と比べれば、取るに足らない問題です、
この日記では蓮舫代表の問題と失言問題はあえて棚に上げて、
失言問題への抗議で野党議員が議会でプラカードを掲げ、
抗議を表明するシーンがTVで報道されているので、
その行為に対して書かせていただこうかと思います、
まず最初にプラカードを掲げたり、ビラを配ったりする抗議活動は、
そもそもどういった理由でその活動になると考えるべきでしょう、
ビラ配りは国民に周知させるため、
それと配る行為そのものをメディアに見せる事で、
問題の存在を知らしめ、問題提起をするのが主目的です、
プラカードを掲げるのはメディアに映るのが目的で、
なぜメディアに撮ってもらえるよう掲げるのか、と言えば、
端的に言えば「発言権がない」「発言力がない」「衆目を集める能力がない」
この3点が考えられます、
この3点を列挙した時点で、プラカードを掲げたのが「国会議員」である点を考えれば、
ウチがその行為に対して憤りを持つ理由も分かってもらえるかと思うのですが、
まず「国会議員」であれば発言権はありますよね、それが仕事なのですから当然です、
発言力ありますよね、有権者の支持を受け当選し議会に赴いているのですから、
その議員の発言だけ取り上げない、となれば支持した有権者を蔑ろにする事になります、
国会はTVで中継されているのですから、
衆目を集めるだけの準備はされていますよね、
つまり発言権も有し発言力も備え、
衆目も集まった場所に置いて「プラカード」なのです、
例え話にしてみましょう、
とある学園で廃部が決定したバレー部が生徒会に対して抗議をしたとしましょう、
バレー部を代表してキャプテンの磯部さんが生徒会に赴いたとしましょう、
生徒会の議会であれば廃部が決定しているのであれば、
それを撤回させ、部を存続させるには訴えねばなりません、
我が学園に於いてバレー部の価値と存続させる意義、
必要とする予算の規模や使用する施設の頻度や消耗品の多寡、
他の部と利用する施設で衝突を起こさぬための制度や方針など、
訴えるべき事柄は多岐にわたります、
ところが磯部キャプテンは議会で訴える事はせずに、
座して採決の場に至って「バレー部廃部反対!」「議会の横暴!」とプラカードを掲げました、
さてそのプラカードが功を成すか成さぬかはさておき、
プラカードで抗議した磯部キャプテンが、議会を終えてバレー部員に会う時、
その抗議に対して部員から批判非難をされないでしょうか?
プラカードを掲げて抗議するのは議会に入れないバレー部員がすれば善く、
議会に代表して入り、発言が許された立場の磯部キャプテンがそれをすべきではありません、
すべきではない、のではなく、してはいけないのです、
プラカードなどに頼らずとも議員として発言出来る国会議員がそれをしたのですから、
いっそ下野して一国民になり、プラカードが物申す立場に立ちかえるべきでしょう、
これらの理由とほぼ同じなのですが、
以前天皇陛下に山本太郎議員が直訴状を手渡した件がありました、
直訴状は天皇の政治利用そのものを目的としており、
決して許容はできませんが、発言権がなく、発言力のない一国民の行為としてなら、
それに至った心情に関してはいくから察する事ができますが、
山本太郎は議員です、発言権も発言力も有した上での直訴状は、
政治的なパフォーマンスに過ぎず、天皇の政治利用よりも悪い、
天皇陛下の個人利用と言える行為で、
あの一件でウチ個人にとっては山本太郎への信用は皆無になり、
政治の舞台に不要で無用な人物と考えるようになりました、
話が横に逸れてしまいましたが、
国会は議論をする場所であって、
選挙で選ばれた人物が有権者の支持の後ろ盾の下、
発言をせねばなりません、決して声なき声のパフォーマンスなど許されないのです、
プラカードは野党議員の多くが掲げたようですが、
その一件で、政治家のお仕事をしているふりをする、と言うお芝居すらかなぐり捨てた、
政治家はいわばプロです、
プラカードを掲げるのは国民です、つまりは素人アマチュアです、
プロがアマチュアのまねをする必要も意義もありません、
ああ言ったシーンを見るにつれ、
野党の政治家としての能力、
つまりは国政運営能力が皆無であることを、
プラカードに書いて掲げているようなものです、
まぁそういう意味では野党の無能さを周知させようとしてくれて、
結果としては自民党の応援をしているようなものですね、
ただ、あの野党議員らは、見ていて笑える無能ではなく、
見ていると不愉快で将来の不安を感じさせる無能なので、
パフォーマンス議員は駆除せねばなりませんよ、
自民党が正義とは考えていませんが、
野党の無能さと無責任さは、日本の舵を渡してはならない、と改めて認識しました、
国会の場でプラカードを掲げるのが異様で滑稽、
本来してはならない人物の行為であることをご理解いただく一助になれば幸いです、
長い日記になりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
■民進、農水相の不信任案提出する方針「手段ほかにない」
(朝日新聞デジタル - 11月05日 21:35)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4278369
環太平洋経済連携協定(TPP)承認案の衆院特別委員会での採決強行を受け、
民進党は山本有二農林水産相の不信任決議案を衆院に提出する方針を固めた。
8日にも提出する構えで、共産、社民、自由3党にも連携を呼びかけて調整に入りたい考えだ。
民進党幹部は5日夜、「不信任案は出さざるを得ない」と明言した。
別の幹部も「現時点で山本氏を追及する手段が他にない。
与党にも山本氏は辞めるべきだと思っている人がいる」と説明し、
失言を2度繰り返した山本氏への不信任案提出は不可避との考えを示した。
同党の蓮舫代表は5日午後、大阪市内で記者団に「(提出を)視野には入れているが、
まだどの段階でというところには至っていない」と述べるにとどめる一方、
「(政府・与党は)国会軽視以外の何ものでもない。
山本氏の問題も何一つ解決していない。引き続き厳しい姿勢で臨みたい」と発言。
週明け以降の国会審議についても「影響がないとは言い切れない」と語った。
安倍政権は山本氏を続投させる構えで、
与党は8日の衆院本会議で承認案を通過させる方針。
民進党は週明けの与党側の出方や、
国会で共闘している他の野党の対応なども見極めたい考えだ。
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