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2016年11月07日20:33

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魔法の価値は

レトロゲーをクリアしてみようのコーナー。

今回プレイしたのはスーパーファミコンソフト「聖剣伝説2」です。
スクウェアより発売されたシリーズ第二弾ですね。
初代と同じく十字スクロールのアクションRPGですが、今作は3人パーティ。操作メンバーを切り替えたり、2人同時プレイも可能です。

さてこのゲーム、20年間ずっと持ってたんですが、クリアしてなかったんですよね。
子供の頃に詰まったまま放置してて、その当時の記憶でもあんまり面白い印象はなかった。
そんな事情から「いつかクリアせねば」と思いつつ食指が動かなかったんですが、ついにクリアまでプレイしました。
ぼくが詰まっていた箇所は古代大陸の地下鉄あたりだったんですが、クリアまでもう少しというところでしたねw

「操作性について」
装備や魔法の選択が「リングセレクト(だったか?)」システムでちょっと独創的で、なれるまでもたもたしますが、慣れると快適でした。
チャージ攻撃も、当時は「時間かかるわりに使いづらいやんけ」と思っていたんですが、実際には「数少ない攻撃のチャンスで大ダメージを与えるため」に使ったり「すぐ分裂したり仲間を呼んだりする敵を一発でまとめて倒すため」に使ったりと、用途があって、なるほどと思いました。

武器もいろんな種類があって、新しいチャージ技を試すのが楽しみでした。
ただ、ブーメランの挙動というか当たり判定がいまひとつ分かりにくくて、非常に使いづらい印象を受けました。
あと結局最後まで理屈はわからなかったんですが、ダウンした敵に重ねて攻撃したとき、ダメージが加算される場合と、無敵状態でスルーされる場合があって、どうしたらいいか迷う場面がけっこうありましたね。

「難易度について」
ぼくは出会ったザコ敵はだいたい倒してから進んでいたんですが、そのせいか、ちょっとレベルが上がりすぎた感じでした。
アクションはさほど得意ではないので安心して進めたというのはあるんですが、そのあたりはちょっと気になるところでしたね。

あと、防具は基本的に最新状態でないと、多少レベルが上がっていてもかなりのダメージを受けるので、そのへんのバランスも気になりました。
特に終盤、マナの聖地。
いきなり敵のダメージが1ケタ増えて「なんじゃこら!」とパニックになっていたら、実は古代大陸にこっそり出現していたニキータが最新装備を売っているという・・・
ニキータは基本的にセーブか、道具を倍の値段で売るという印象しかないため、これは完全に騙されました。ひどいよ。

「魔法について」
今作は、魔法の種類がかなりたくさんあります。
8つの精霊から魔法を授かり、1つの精霊につき魔法3つ。
さらにプリムとポポイが同じ精霊でも違う魔法を使うため、かなり種類は豊富といえます。

ただ、魔法が熟練度制になっていて、精霊ごとにレベルが上がるシステム。
これは正直いって厳しすぎました。
そもそもこのゲームは、レベルが上がるとHPは回復しますがMPは回復しません。MPの回復には宿屋か、魔法の胡桃(4つまでしか持てない)の2種類しかないため、かなりMPを出し惜しみすることになります。
そのせいで、魔法のレベル上げは「ダンジョン攻略のついでに」というわけにはいかないんですよね。

また、実戦の中で有用な魔法が少ないというのもあります。
攻撃魔法担当のポポイはだいたいサラマンダーかウンディーネ。
プリムもウンディーネで回復担当くらい。補助魔法なんて使った記憶も数えるほどです。
本当はあれもこれも使ってみたいと思いつつ、結局、攻撃魔法は発動すればほぼ必ず敵に命中するので「強いか弱いか」くらいの差しかない。
それなら同じ精霊を使い続けて尖ったレベルにすればいいわけです。

・・・と思ってしまったんですが、まあ、ぼくがレベル上げすぎた影響もないとは言い切れませんけどねw

「BGMについて」
やっぱりこのゲームのBGMは秀逸です。当時サントラ買ったくらい。
特に、古代大陸が復活したときの厳かな曲とか、ゲーム放置してじっと聞いてましたね。
あとボス戦とか、悲しいときに流れる曲とか。
ゲームミュージックって大事よね。

ちなみに今回、レトロフリークで遊んだせいか、バグらしいバグは出ませんでした。かなり酷いバグが搭載されてるらしいですけどねw
有名なところだと、ボスを倒した後にセレクトボタンを押すとフリーズするとか。

それはともかく、改めてじっくりプレイしてみると、けっこう面白かったです。
いまから聖剣3プレイするのが楽しみになりました。
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