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2016年09月20日00:03

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にこいち

2年半前、ものの見事に焼け落ちて、その後の処理と再建を巡って長く協議が重ねられた十三駅西口のしょんべん横丁、通称しょん横の再開が10月1日に決まったとのこと。
すでに建屋はほとんど完成し、内装と設備をやってる店舗も数多い。
横丁の向かいでは一足先にオープンした店もあり、しょん横自体でもプレオープン状態の店がちらほら。
プレオープンと言いながら、どう見ても普通の営業を始めた第一号店に行ってみた。
場所は李朝苑の向かい、昼間に通りかかったらランチやってて、お店の人と話したらなかなかええ感じやったもので。
十三はイタリアンが根付かない町で、ここ2年でも3軒がつぶれている。
しかしそれだけに、競争相手が居ないということで、はまればおもしろいのではないかと思う。

夜、出向いてみるとイタリアンのその店だけではなく、隣の居酒屋も電気が灯っていた。
なにはともあれ、本日の目的はイタリアンやったので入店。
店内は簡素な造りで、マルゲリータが600円、ワインはフルボトルで2000円からと十三価格。
http://photo.mixi.jp/view_photo.pl?photo_id=2228237424&owner_id=1418555
600円のマルゲリータ、えらく美味いと思って褒めたら、生地から練った本格派やった。
ほかにどんなもんがあるのかなと、店構えの割りに厚みのあるメニューブックをめくってびっくり。
おでんとか焼き魚、焼きなすに冷やっこや刺身までありますやん。
いや、ここってイタリアンやんか。
それに、そんなにいろいろ用意したらロスばっか出てまうんちゃいますの。

店の人に尋ねて二度びっくり。
なんと、隣の居酒屋とこの店は経営が同じで、真ん中にある厨房で両方の料理をしているから、どっちの店でもすべてのメニューが取れるようになってるんやて。
こういう仕組みって、大手のチェーン店の居酒屋やとたまにあるんよ。
同じフロアに別々の店を出して、厨房を共用するって感じで。
そやけど、この規模の路面店でやってるのは初めてやわ。
つまりやね、女子を連れてくるときはイタリアンに入って、実はおでんとか刺身も取れるんやでと言って喜ばせ、おっさん同士の場合は居酒屋に入って、本格的なピザも食えんねんでとはしゃぐってこともできるわけや。
しかも値段はどちらも同じ。

なるほどねえ、これやったらスタッフのやりくりもしやすいし、食材の無駄も抑えられる。
いちばん金が掛かる水周りと厨房の設備投資も半分で済むわけやから、ええとこづくめやね。
ピザから煮物までなんでもやらんなんから、料理する人はかなり大変やろけど。

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