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2016年08月28日19:17
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瀬戸内国際芸術祭２０１６夏in小豆島後編 港から港へ！
８月１０日の小豆島前編から２週間余り・・・。
http://
前回時にレンタカーの方法を取りましたが、もっと安い方法が見つかったので今回はマイカーをフェリーに乗せていくことにします。そのフェリーとはいつも神戸に行く時にお世話になっているジャンボフェリー。小豆島を経由する便もあって実は復路を無料にするキャンペーンをやっているのです。軽自動車を乗せて片道２９９０円でも安いと思うのに往復で買っても、片道お値段で据え置き・・・と言うことは小豆島前編のおよそ半分の経費で行けるのです。
欠点は便数が少ないのと坂手港着岸が今一つと言えますが、日曜日は１４時３０分に帰り便があるし、前編で小豆島の西側は、ほぼまわっているので本日が打ってつけと判断しました。
行きは、まだ暗いうちの６時出発。
船が出るころに朝日が昇ってきます。
小豆島坂手港には７時２０分に着岸しました。
有料作品は９時３０分からがほとんどなので、まずは坂手港周辺の野外展示作品を徒歩でまわるとします。
港にある作品ナンバー１０６ ヤノベケンジ作「スター･アンガー」（屋外展示作品 無料）。
【坂手港の灯台跡地に巨大な立体作品を設置。光り輝く球体の上に、龍が鎮座し、叫びを上げる。また、球体と龍はミラーボールのように回転し、夜間にはミラーチップが光る。設置以来、坂手港のシンボル・モニュメントとなっている。】
銀の輝きと怪獣然としたトゲトゲがカッコいいです＾＾
探検するように山の方へ向かうと・・・
作品ナンバー１０５ UMA/design farm + MUESUM作「Creator in Residence ei」（野外展示作品 無料）。
【さまざまな分野のクリエイターによる滞在制作型プロジェクトを展開。】
土の感じが好きです。
作品ナンバー１０７ ビートたけし×ヤノベケンジ作「アンガー・フロム・ザ・ボトム 美井戸神社」（屋外展示作品 無料）。
【高さ約8メートルもの巨大な彫刻が、時折、井戸から姿を現す。島にある古井戸の底に潜む巨大な地霊的化け物が出現し、人々を脅かすという寓話的な設定だ。ビートたけしが構想したプランをもとに、ヤノベケンジが実現。実際の古井戸に設置された。2014(平成26)年、彫刻を末永く保存するため、地元有志によって祠が建てられた。祠は彫刻に合わせて伸縮できる仕組みとなっている。】
ご神体なのですか？・・・クール(笑)
作者の手形もありました。
道中、またもや小学校跡。前回同様、町ごとに廃校が目につきます。
港近くまで降りてくると同様に作品ナンバー１０５の一つである小屋があります。
ここで２０１０年に閉店していた老舗喫茶店を香川大学生と地元の方々が中心となって２０１３年に復活させた「喫茶白鳥」にて朝食とします。
むーん！昭和感あふれる外装と内装。
注文は、そうめんナポリタン（５００円）と昔の味をよみがえらせたと言うミックスジュース（４５０円）。懐かしさの漂う味でしたが、不慣れな学生さんばかりだったためか段取りが今一つ・・・そこは優しく見守りましょう＾−＾
朝ご飯も済ませ、９時３０分まで時間があるので一気に前回未達成の三都半島神浦地区に向かいます。着いた頃には、ちょうど９時３０分過ぎ。お接待処である島の家の駐車場に停めて徒歩でまわります。
作品ナンバー８５ チャールズ・ウォーゼン作「ひとりおどり」（屋外展示作品 無料）。
【テトラポットを太鼓蔵に設置。一本脚で立つ姿を踊る人に見立てる。】
テトラポットの神輿が安置されているかのよう。
作品ナンバー８６ ジェームズ・ジャック作「夕焼けハウス：存在の言葉としての家」（屋外展示作品 無料）。
【地域の集会所だった小屋と庭を、住民の言葉と思いによって再生。】
置き方とか物すべてに意味があるように感じます。
作品ナンバー８７ 赤坂有芽作「stories-House-」（無料）。
【年配の女性から聞いた話や古書などに想を得た映像を古民家に投影。】
幻燈のようでもあり、心霊のようでもあるこの感じ。この地区では一番好きな作品かもしれません。
古民家の内装も渋すぎます。
ここから一気に北上。小豆島北の海辺である北浦に向かいます。
大阪城残石記念公園を併設した道の駅があり、ここを拠点に作品に向かいます。
少し歩いた小山の麓に見えてきました。作品ナンバー１１３ 秩父前衛派作「ダイナマイト・トラヴァース変奏曲」（屋外展示作品 無料）。
【小海にある石切り場跡地で、図形のような独自の楽譜を石に刻んだ作品を展示。その楽譜をもとに演奏した音楽も展示場所に流れ、ビジュアルと音で石に焦点をあてる。】
大阪城の石垣のための石切り場跡にて音が聴こえます。
海沿いに大部港。ここは日生までの船が出ているようです。
ここも廃校の小学校に駐車場を設けてます。２００４年卒業生の作品が物悲しい・・・。
作品ナンバー１１１ リン・シュンロン(林舜龍)作「国境を越えて・潮」（屋外展示作品 無料）。
高松港に姉妹作品がありますね！
http://
【ビーチに196体の子どもの像を設置。海に消えた子どもをイメージし、196は日本が承認する世界の国の数を示す。首に下げたプレートには各国の首都の座標と大部港からの距離が記されている。】
これだけの子どもの像は圧巻です。一部、潮によって浸食されているものもありますが、それも味ですね！
作品ナンバー１１２ 竹腰耕平作「小豆島の木」（パスポート無しは有料３００円）。
【小豆島北海岸線で伐採された木に着目したインスタレーションを展開。長い年月を生きてきた木を最後に掘り出し、その存在をあらわにする。私たちが普段木を見上げることとは、ことなるアプローチで、木と相対する。】
地中を表しているため暗くしているのだそう。リアルな生命を体現できます。
さらに海沿いで小豆島の東部へ！
福田港です。姫路への航路があります。福田小学校跡にある作品ナンバー１１０ 作家多数「福武ハウス─アジア・アート・プラットフォーム」（パスポート無しは有料５００円）は盛りだくさん！
【前回の芸術祭で、閉校になった小学校をアジア・アート・プラットフォームとして再生。建築家の西沢立衛が一部をリノベーション。アジア各所で地域と深く関わり活動する個人（アーティストやキュレーターなど）や団体（NPO、非政府組織、アートセンターなど）との交流を通じた実践とプレゼンテーションの場としながら、オープンなプラットフォームとして相互の活動の幅を広げることを目的とする。展示会場やカンファレンスルームを備え、隣接する体育館の一部では福田アジア食堂を展開する】
校舎内の作品の数々。
１階では台湾出身ユンシャン・リー作。
２階では、香港出身キャロル・リー作で鑑賞者にポストカードに記入してもらう作品。
韓国出身マイナーアジャスト作。
オーストラリア出身ナオミ・エラー作。
香港出身レイチェル・チャン作。
インドネシア出身マリアント作などなど。
体育館の方にまわると「福田アジア食堂」があります。ここで昼ごはん！
中の雰囲気は高松のサンポートでやっている瀬戸内アジア村に似ています。
色んなアジアの料理が食べられるそうですが、私は和食の日替わりの福田定食（１０００円）にします。アナゴやタコの押し寿司や刺身、味噌汁、キュウリモミなど一品一品がクオリティーが高く満足な定食でした。
さらに福田家プロジェクトもあるようで拝見！
葦田パビリオン。
福田家プロジェクト「きょく」記憶の風景。
旧福田郵便局の中で人々の記憶の風景を具現化してます。
今度は南下して坂手港手前の醬の里まで戻ってきます。
作品ナンバー７１ 岸本真之作「つぎつぎきんつぎ」。（無料）。
前編の土庄にもありましたね！
作品ナンバー９５ サヘジ・ラハール作「Revenants」（パスポート無しは有料３００円）。
【彫刻的、建築的な立体を設置。】
ウーム。どういった良さがあるのだろうか？
作品ナンバー９６ 島田陽作 「おおきな曲面のある小屋」（屋外展示作品 無料）。
【前回の芸術祭で、醤の郷に公衆トイレが設置された。周囲の町並みに溶け込むよう、屋根には瓦を採用。また、周囲に多くある大きな杉樽の醤油蔵になじむよう、柔らかな曲線を描いておだやかな空間をつくり出している。】
トイレの作品は助かります(笑)
作品ナンバー９８ 清水久和作「オリーブのリーゼント」（屋外展示作品 無料）。
【オリーブ畑の中に、ヘアスタイルがリーゼントで、オリーブに似た顔型の立体作品を設置。彫刻でありながら、実は無人販売の屋台でもあり、くぼんだ部分には野菜や果物が置ける仕組み。ものを介して人と人をつなぎ、コミュニケーションを生み出す試みだ。】
リーゼントは、とんと聞かなくなりましたが、交流はいいですね〜。
作品ナンバー９７ �銷�香織作「Follow the rules」（パスポート無しは有料３００円）。
【坂手の海上保安署の壁面や、馬木の倉庫など3カ所で絵画を発表。コンピュータ・グラフィックスやポリゴン（立体を表現する際に用いるデータ）の持つ陰影に着目して絵を描き、絵の具でキャンバスの上に再び出現させる試みだ。】
この絵の感じ好きかも？
作品ナンバー１００ ドットアーキテクツ作「Umaki camp」（屋外展示作品 無料）。
【前回の芸術祭で、老若男女、島の人、観光客を問わず、誰もが建てることに参加できる建物が完成。誰でも自由に使えるキッチンやスタジオ、野菜畑や屋外シアターなどもあり、地域と観光客とのコミュニケーション拠点として活用されている】
何とお茶だけではなく無料でところてんや野菜などの料理をお接待してくれました！！
作品ナンバー１０１ 京都造形芸術大学城戸崎和佐ゼミ作「竹の茶室」（屋外展示作品 無料）。
【旧醤油会館の裏庭から神社につながる竹林を整備し茶室と遊歩道を設置。地元有志と共同制作をする。】
カプセルホテルならぬカプセル茶室と言った風情でした。
作品ナンバー１０２ ソサ・ジョセフ作「What are we?」（パスポート無しは有料３００円）。
【旧醤油会館1階のメインルームにて個展形式で大型作品を展示。別の部屋をアトリエにし、小型作品の滞在制作も行う。また、インドの茶を振る舞うなど、グローバル・ティーセレモニーをテーマにしたプログラムも実施。さらに、インド絵画の紹介なども展開する。】
インドの絵画って知りませんでした。興味津々。作品もそうですが、旧醤油会館の洋館風の建物もそそりました。
作品ナンバー１０３ 笹岡由梨子作「Atem」（パスポート無しは有料３００円）。
【作者自身と等身大以上の人形イカロスたちが、冠婚葬祭をテーマに繰り広げる映像作品を制作。このミュージカル仕立ての人形劇をインスタレーションとして展示。絵画や演劇など人間の身体による行為を強く感じさせるメディアをヒントに、新しい映像表現を試みる。】
時間がぎりぎりでゆっくり映像を見られませんでした＾＾；
こうして醬の里の作品を制覇した所でフェリーの出港時間３０分前。
田浦の作品ナンバー１０９こそ逃しましたが、ほぼ小豆島瀬戸芸作品制覇と言っていい夏開催の〆となりました。
そんな夏開催で改めて思ったことは会場や作品駐車場に廃校が多く使われていたこと！
こんなにもたくさんの島にあった小学校がかつては繁栄していたのか？と実感するとともに、都市集中と少子化は確実に進んでいることを、ありありと思い出させられる瀬戸芸２０１６夏でした。
ではでは！ジャンボフェリー屋上の坂手港冒頭にあったスター･アンガー作者であるヤノベケンジ氏の「トらやん船長」にてさよぉ〜なら〜！
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前回時にレンタカーの方法を取りましたが、もっと安い方法が見つかったので今回はマイカーをフェリーに乗せていくことにします。そのフェリーとはいつも神戸に行く時にお世話になっているジャンボフェリー。小豆島を経由する便もあって実は復路を無料にするキャンペーンをやっているのです。軽自動車を乗せて片道２９９０円でも安いと思うのに往復で買っても、片道お値段で据え置き・・・と言うことは小豆島前編のおよそ半分の経費で行けるのです。
欠点は便数が少ないのと坂手港着岸が今一つと言えますが、日曜日は１４時３０分に帰り便があるし、前編で小豆島の西側は、ほぼまわっているので本日が打ってつけと判断しました。
行きは、まだ暗いうちの６時出発。
船が出るころに朝日が昇ってきます。
小豆島坂手港には７時２０分に着岸しました。
有料作品は９時３０分からがほとんどなので、まずは坂手港周辺の野外展示作品を徒歩でまわるとします。
港にある作品ナンバー１０６ ヤノベケンジ作「スター･アンガー」（屋外展示作品 無料）。
【坂手港の灯台跡地に巨大な立体作品を設置。光り輝く球体の上に、龍が鎮座し、叫びを上げる。また、球体と龍はミラーボールのように回転し、夜間にはミラーチップが光る。設置以来、坂手港のシンボル・モニュメントとなっている。】
銀の輝きと怪獣然としたトゲトゲがカッコいいです＾＾
探検するように山の方へ向かうと・・・
作品ナンバー１０５ UMA/design farm + MUESUM作「Creator in Residence ei」（野外展示作品 無料）。
【さまざまな分野のクリエイターによる滞在制作型プロジェクトを展開。】
土の感じが好きです。
作品ナンバー１０７ ビートたけし×ヤノベケンジ作「アンガー・フロム・ザ・ボトム 美井戸神社」（屋外展示作品 無料）。
【高さ約8メートルもの巨大な彫刻が、時折、井戸から姿を現す。島にある古井戸の底に潜む巨大な地霊的化け物が出現し、人々を脅かすという寓話的な設定だ。ビートたけしが構想したプランをもとに、ヤノベケンジが実現。実際の古井戸に設置された。2014(平成26)年、彫刻を末永く保存するため、地元有志によって祠が建てられた。祠は彫刻に合わせて伸縮できる仕組みとなっている。】
ご神体なのですか？・・・クール(笑)
作者の手形もありました。
道中、またもや小学校跡。前回同様、町ごとに廃校が目につきます。
港近くまで降りてくると同様に作品ナンバー１０５の一つである小屋があります。
ここで２０１０年に閉店していた老舗喫茶店を香川大学生と地元の方々が中心となって２０１３年に復活させた「喫茶白鳥」にて朝食とします。
むーん！昭和感あふれる外装と内装。
注文は、そうめんナポリタン（５００円）と昔の味をよみがえらせたと言うミックスジュース（４５０円）。懐かしさの漂う味でしたが、不慣れな学生さんばかりだったためか段取りが今一つ・・・そこは優しく見守りましょう＾−＾
朝ご飯も済ませ、９時３０分まで時間があるので一気に前回未達成の三都半島神浦地区に向かいます。着いた頃には、ちょうど９時３０分過ぎ。お接待処である島の家の駐車場に停めて徒歩でまわります。
作品ナンバー８５ チャールズ・ウォーゼン作「ひとりおどり」（屋外展示作品 無料）。
【テトラポットを太鼓蔵に設置。一本脚で立つ姿を踊る人に見立てる。】
テトラポットの神輿が安置されているかのよう。
作品ナンバー８６ ジェームズ・ジャック作「夕焼けハウス：存在の言葉としての家」（屋外展示作品 無料）。
【地域の集会所だった小屋と庭を、住民の言葉と思いによって再生。】
置き方とか物すべてに意味があるように感じます。
作品ナンバー８７ 赤坂有芽作「stories-House-」（無料）。
【年配の女性から聞いた話や古書などに想を得た映像を古民家に投影。】
幻燈のようでもあり、心霊のようでもあるこの感じ。この地区では一番好きな作品かもしれません。
古民家の内装も渋すぎます。
ここから一気に北上。小豆島北の海辺である北浦に向かいます。
大阪城残石記念公園を併設した道の駅があり、ここを拠点に作品に向かいます。
少し歩いた小山の麓に見えてきました。作品ナンバー１１３ 秩父前衛派作「ダイナマイト・トラヴァース変奏曲」（屋外展示作品 無料）。
【小海にある石切り場跡地で、図形のような独自の楽譜を石に刻んだ作品を展示。その楽譜をもとに演奏した音楽も展示場所に流れ、ビジュアルと音で石に焦点をあてる。】
大阪城の石垣のための石切り場跡にて音が聴こえます。
海沿いに大部港。ここは日生までの船が出ているようです。
ここも廃校の小学校に駐車場を設けてます。２００４年卒業生の作品が物悲しい・・・。
作品ナンバー１１１ リン・シュンロン(林舜龍)作「国境を越えて・潮」（屋外展示作品 無料）。
高松港に姉妹作品がありますね！
http://
【ビーチに196体の子どもの像を設置。海に消えた子どもをイメージし、196は日本が承認する世界の国の数を示す。首に下げたプレートには各国の首都の座標と大部港からの距離が記されている。】
これだけの子どもの像は圧巻です。一部、潮によって浸食されているものもありますが、それも味ですね！
作品ナンバー１１２ 竹腰耕平作「小豆島の木」（パスポート無しは有料３００円）。
【小豆島北海岸線で伐採された木に着目したインスタレーションを展開。長い年月を生きてきた木を最後に掘り出し、その存在をあらわにする。私たちが普段木を見上げることとは、ことなるアプローチで、木と相対する。】
地中を表しているため暗くしているのだそう。リアルな生命を体現できます。
さらに海沿いで小豆島の東部へ！
福田港です。姫路への航路があります。福田小学校跡にある作品ナンバー１１０ 作家多数「福武ハウス─アジア・アート・プラットフォーム」（パスポート無しは有料５００円）は盛りだくさん！
【前回の芸術祭で、閉校になった小学校をアジア・アート・プラットフォームとして再生。建築家の西沢立衛が一部をリノベーション。アジア各所で地域と深く関わり活動する個人（アーティストやキュレーターなど）や団体（NPO、非政府組織、アートセンターなど）との交流を通じた実践とプレゼンテーションの場としながら、オープンなプラットフォームとして相互の活動の幅を広げることを目的とする。展示会場やカンファレンスルームを備え、隣接する体育館の一部では福田アジア食堂を展開する】
校舎内の作品の数々。
１階では台湾出身ユンシャン・リー作。
２階では、香港出身キャロル・リー作で鑑賞者にポストカードに記入してもらう作品。
韓国出身マイナーアジャスト作。
オーストラリア出身ナオミ・エラー作。
香港出身レイチェル・チャン作。
インドネシア出身マリアント作などなど。
体育館の方にまわると「福田アジア食堂」があります。ここで昼ごはん！
中の雰囲気は高松のサンポートでやっている瀬戸内アジア村に似ています。
色んなアジアの料理が食べられるそうですが、私は和食の日替わりの福田定食（１０００円）にします。アナゴやタコの押し寿司や刺身、味噌汁、キュウリモミなど一品一品がクオリティーが高く満足な定食でした。
さらに福田家プロジェクトもあるようで拝見！
葦田パビリオン。
福田家プロジェクト「きょく」記憶の風景。
旧福田郵便局の中で人々の記憶の風景を具現化してます。
今度は南下して坂手港手前の醬の里まで戻ってきます。
作品ナンバー７１ 岸本真之作「つぎつぎきんつぎ」。（無料）。
前編の土庄にもありましたね！
作品ナンバー９５ サヘジ・ラハール作「Revenants」（パスポート無しは有料３００円）。
【彫刻的、建築的な立体を設置。】
ウーム。どういった良さがあるのだろうか？
作品ナンバー９６ 島田陽作 「おおきな曲面のある小屋」（屋外展示作品 無料）。
【前回の芸術祭で、醤の郷に公衆トイレが設置された。周囲の町並みに溶け込むよう、屋根には瓦を採用。また、周囲に多くある大きな杉樽の醤油蔵になじむよう、柔らかな曲線を描いておだやかな空間をつくり出している。】
トイレの作品は助かります(笑)
作品ナンバー９８ 清水久和作「オリーブのリーゼント」（屋外展示作品 無料）。
【オリーブ畑の中に、ヘアスタイルがリーゼントで、オリーブに似た顔型の立体作品を設置。彫刻でありながら、実は無人販売の屋台でもあり、くぼんだ部分には野菜や果物が置ける仕組み。ものを介して人と人をつなぎ、コミュニケーションを生み出す試みだ。】
リーゼントは、とんと聞かなくなりましたが、交流はいいですね〜。
作品ナンバー９７ �銷�香織作「Follow the rules」（パスポート無しは有料３００円）。
【坂手の海上保安署の壁面や、馬木の倉庫など3カ所で絵画を発表。コンピュータ・グラフィックスやポリゴン（立体を表現する際に用いるデータ）の持つ陰影に着目して絵を描き、絵の具でキャンバスの上に再び出現させる試みだ。】
この絵の感じ好きかも？
作品ナンバー１００ ドットアーキテクツ作「Umaki camp」（屋外展示作品 無料）。
【前回の芸術祭で、老若男女、島の人、観光客を問わず、誰もが建てることに参加できる建物が完成。誰でも自由に使えるキッチンやスタジオ、野菜畑や屋外シアターなどもあり、地域と観光客とのコミュニケーション拠点として活用されている】
何とお茶だけではなく無料でところてんや野菜などの料理をお接待してくれました！！
作品ナンバー１０１ 京都造形芸術大学城戸崎和佐ゼミ作「竹の茶室」（屋外展示作品 無料）。
【旧醤油会館の裏庭から神社につながる竹林を整備し茶室と遊歩道を設置。地元有志と共同制作をする。】
カプセルホテルならぬカプセル茶室と言った風情でした。
作品ナンバー１０２ ソサ・ジョセフ作「What are we?」（パスポート無しは有料３００円）。
【旧醤油会館1階のメインルームにて個展形式で大型作品を展示。別の部屋をアトリエにし、小型作品の滞在制作も行う。また、インドの茶を振る舞うなど、グローバル・ティーセレモニーをテーマにしたプログラムも実施。さらに、インド絵画の紹介なども展開する。】
インドの絵画って知りませんでした。興味津々。作品もそうですが、旧醤油会館の洋館風の建物もそそりました。
作品ナンバー１０３ 笹岡由梨子作「Atem」（パスポート無しは有料３００円）。
【作者自身と等身大以上の人形イカロスたちが、冠婚葬祭をテーマに繰り広げる映像作品を制作。このミュージカル仕立ての人形劇をインスタレーションとして展示。絵画や演劇など人間の身体による行為を強く感じさせるメディアをヒントに、新しい映像表現を試みる。】
時間がぎりぎりでゆっくり映像を見られませんでした＾＾；
こうして醬の里の作品を制覇した所でフェリーの出港時間３０分前。
田浦の作品ナンバー１０９こそ逃しましたが、ほぼ小豆島瀬戸芸作品制覇と言っていい夏開催の〆となりました。
そんな夏開催で改めて思ったことは会場や作品駐車場に廃校が多く使われていたこと！
こんなにもたくさんの島にあった小学校がかつては繁栄していたのか？と実感するとともに、都市集中と少子化は確実に進んでいることを、ありありと思い出させられる瀬戸芸２０１６夏でした。
ではでは！ジャンボフェリー屋上の坂手港冒頭にあったスター･アンガー作者であるヤノベケンジ氏の「トらやん船長」にてさよぉ〜なら〜！
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