【真夜中の盗賊】積みゲームブック紹介

積みゲームブックの紹介記事です。
基本的に未プレイ作品のため、憶測や妄想で期待していることを書いておりますので、内容は実際には異なる場合があります。

【真夜中の盗賊】

FFシリーズ第29巻。作者はG・ディヴィスさん。
表紙はひとつぶの巨大な宝石を、ガーゴイルらしき２体の怪物が囲み、背後から盗賊風の男が忍び寄っているという構図です。
作品イメージからすると、背後の男が主人公になるのかもしれません。
この作品、舞台が久々のポートブラックサンドなんですよ。
ええ、【盗賊都市】と同じ舞台です。だから盗賊都市に出てきた地名が再び登場しますし、もしかしたら登場人物にも共通の人がいるかも？
俺を馬車で引こうとしたアズール卿はどうしてるかなあ。
そんな盗賊都市ポートブラックサンドにいる君は見習い盗賊。盗賊ギルドの資格試験に挑むという物語です。
これまでの作品では、スケールがアップして世界の危機を救う的な冒険が多かったのですが、ここへ来て大幅に冒険のスケールがダウンしました。
とはいえ舞台は盗賊都市。一筋縄ではいかない危険が待ち受けているに違いありません。
外部からの侵入者であった【盗賊都市】の主人公と違い、ポートブラックサンドの見習い盗賊というのも面白いですね。
あの危険なポートブラックサンドに適応してそうです。
まず、これまでの英雄的な主人公たちと違い、どっちかっていうと悪者ってのも変わってます。
宝石「バジリスクの瞳」を探し出し盗み出すことが卒業試験です。いかにも魅入られそうな名前の宝石です。
ということで、目的も久々の「○○を倒す」系ではありません。
そして時間も夜明けまでしかない、と限定されている模様。
君は見習いといえど盗賊ですから、盗賊っぽいワザをいくつか持って冒険することができます。
すり、錠前破り、壁登り、忍び足、姿隠し、感知、目利き。
この７つのうちから３つ。見習いですから全部マスターすることはできなかったようです。
必要な技能は決まっているのか、それとも選んだ技能によって攻略法が変わってくるのか、いろいろできそうで興味をそそられますね。
そんな一風変わった冒険が楽しめそうな【真夜中の盗賊】。
本作も過去に全くプレイしていないので、プレイする日がとても楽しみです。