東京都知事選も明後日が投票になりました。
いまのところの情勢は、小池百合子さんが優勢で、増田寛也さんと鳥越俊太郎さんが
追う展開のようです。
自民党の支援を受けられなかった小池さんですが、
大丈夫かなぁとの気もします。
しかし、都の行政組織はしっかりしているので大丈夫なのでしょうね。
増田さんは岩手県の知事をやっていました。
在任当時、「頑張らない県岩手」を標榜していて、
それはそれで僕は良いと思っていました。
総務大臣も勤め、日本創世会議のメンバーとして、消滅可能性都市を指摘して、
脚光を浴びました。
地方と対立する関係にあるのが、東京都ですので、
今までの地方重視の立場と矛盾しないか気になるところです。
3候補とも保育所の待機児童解消を政策に掲げていますが、
待機児童解消のためには、保育士の増員が必要で、
その人材は地方から集めなくてはなりません。
そうした政策が地方の出産適例年代の女性の東京への流出を促し、
さらに過疎化に拍車を掛けかねません。
増田さんは、その辺をどう考えているのでしょうね?
鳥越さんは、野党共同の候補として立候補しました。
急ごしらえの候補者なので、政策などが練り上がっているとは感じられません。
ある意味、前回の参議院選挙の野党側のリターンマッチの感じがします。
鳥越さんが当選すれば、安倍政権のダメージは大きいかも知れません。
落選すると、自民党が分裂した選挙でも勝てない事になり、
野党共闘の路線に影響が出るような気がします。
東京都知事選は有権者数1千百万人を超える巨大な選挙です。
マスコミの情勢分析がどこまで信頼出来るのか微妙な気がしています。
蓋を開けてみないと分からないと思うのですが、
都民はどのような選択をするのでしょうね?
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