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2016年07月24日15:59

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読書感想文シリーズその968「くるすの残光 最後の審判」

「くるすの残光 最後の審判」
仁木英之
祥伝社
2016年7月22日読了

[祥伝社による内容紹介]
http://www.s-book.net/plsql/slib_detail?isbn=9784396635015
最終決戦 生き残るのは、誰だ―― 天草四郎の力を継ぐ聖騎士vs.妖僧・天海の切支丹討伐部隊 ついに揃った7つの聖遺物が見せるのは、復活の奇跡か、煉獄の業火か? 大河伝奇ロマン、堂々完結! 切支丹最後の希望は、この男に託された――――弱者を生み出しながら力での統治を緩めぬ徳川幕府。それを打ち破らんと挑む、天草四郎の復活を信じる寅太郎たち“聖騎士”。安芸・厳島に消えた妖僧・天海が遺した切支丹討伐部隊“閻羅衆”らとの暗闘を続けるうちに、寅太郎たちは最重要な聖遺物“聖杯”を持つ軍学者・由井正雪と巡り会う。市中に溢れる浪人を組織し、紀州徳川家とも繋がる彼は手を組もうと語るが、信じ切ることができない。やがて三代将軍・家光の死期が近づき幕府は混乱。隙をつく正雪らの動きも加速する中、ついに7つの聖遺物は集合の時を迎えた……。

[読書感想文]
ほんこれ。仁木サンって、こーゆーシリーズものつて、いっつも最後が突貫工事になっちゃっうよねぇ。よせばいいのに、必ずスペクタクルしたがるし、しかもその時尺を考えないんだもん。今回もそーだけど、いっつもそこが紙芝居になっちゃっうんで、せっかく盛り上がってる読者側の気持ちが萎えちゃうんさ。まぁ、ラストは、仁木サンにしちゃめずらしい締め方だったけどね。良し悪しは別として。まぁ伝奇モノの締め方は、そもそも難しいけどね。
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