昨日、変成王台が数個あった群れが分封した。先に生まれた女王がすぐに巣を出て行ったのだ。次の女王は分封の翌日生まれるので、今朝、その巣箱を調べたら、案の定、女王蜂が居た。
そうなると、事は決った。残りの変成王台をすべて撤去するのだ。1つでも見落とすと、また分封してしまうので、集中しての作業となる。
後は、この女王が受精して産卵を開始することになるのだが、それは2週間ほどかかる。受精は高度10mほどのところで、おこなわれるが、その途中でツバメなどに捕食される可能性もある。
さて、分封した群れは畑の隅にある低木の幹にひと塊となっている。次の永住の場所が決るまでの仮の居場所なのだ。そこにいる時間は、2時間から数日とかなり幅広い。
経験からすると数日の場合が多い。と書いていると、外が騒がしいので見てみると、分封群がまさに何処かに飛んでいくための準備をしていた。畑の中央をぐるぐると旋回しているのだ。
1分も経たない内に、その群れは何処かに飛んでいった。
もう今年の分封は済んだので、後は7月末ごろに蜜がとれるかどうかである。今はクローバーが咲いているし、夏の暑さが始まるのは8月になってからというから、クローバーの蜜が貯まるかもしれない。
先日、無駄巣の整理をしていて、その中に貯まっていた蜜を回収して150ccほどの蜜を得た。今年最初の蜜で、非常に美味しい。
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