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2016年07月30日23:25

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イレギュラーな対応を望むなら、

ウチは障害を持つ人物と交友を持っているのだが、
協会が飲食店に抗議し店側が謝罪したと言う、
この一件に強く憤りを感じている、
憤りは店側にではない、ろうあ協会の方にだ、

手話ができる店員もいるだろうが、当り前だが少数派だ、
来店する全員がろうあであるなら、
意思疎通の不備で、店に対して不快に思ったり不平を言わないのか?

店側は客商売なのだから、
大丈夫、と言える確証を得られない限り危ない橋は渡らない、

やったら出来るかも知れない、しかし出来なかったり、
満足を得られなかった場合のリスクを店側は考える、

リスクを考慮した結果、逃げに出るのは当然だ、
問題は逃げに出る店をどうやって逃さないか、だ、

逃がさないには口が必要だ、
ろうあであるならメールかも知れないので筆が物を言う、

どうやったらいいのか、何を望んでいるのか、
どういう事態が考えられるのか、
話を詰めなければいけない、

この話を詰めていくのは店側だろうか?
ウチとしては客である団体の代表者が詰めていく責任があると考えている、

例えば大勢である店に行こうとする、
大勢で行けば必然的に貸切のような状態になるだろう、
店には貸切にして良い日とダメな日がある、
そしてその都合は来店する客には分からない、
ならば来店する前にグループの規模、
来店の時間、撤収までにかかる時間の予測、
店に要望したい事案、予算、支払いの方法などなど、
それらを店側と詰めておかねばならない、

店側がグループを分割してよければ受け入れられる、とすれば、
分割も可、と話を詰める人物が提案せねばならない、
団体客は基本的に分割される事を嫌うので、
分割しても構わない、と提案されるのは、
店側に受け入れ困難な案件ではないと暗示する事が出来る、
それだけでも相互に妥協点を見出す方向性が出てくる、

代表者はそういった方向性を見出し、
話を詰める技術と器量を求められる、
仮に店側が拒否したとしても、
その責を問うのはお門違いだ、
そもそもイレギュラーな対応を望んだのは団体客の方であり、
店に受け入れられそうな雰囲気を醸成出来なかったのは代表者の力不足、
それ以上でもそれ以下でもない、

だがこの件で言えば、拒否、と言うより受入れと対応が難しい、としてお断りをされたので、
家電量販店で値引きを求めて断られたら拒絶された、と見るべきだろうか?
出来ないこと、難しい事、わからない事、それらに対しては、断られるのは当然だ、

翻せば出来ること、難しくない事、わかるように説明する事、
それらが代表者に求められている事だ、
仮に断られたとしても、お店はたくさんある、
他の店に打診すれば善いだけ、
何店に断られたとしても、受け入れてくれる店を探せたら、
それは代表者の功績であり器量だ、
ウチがもし代表者であるなら、
自分の功績と器量を最大限評価して欲しいならば、
何店か断られたけど、いいお店が見つかった、と言う、
断られた事を声高に言うのは狭量だとふれてまわるようなもの、
そんな不細工な事、したくもないし公表もしたくない、

器量云々の話は個人の話だが、
今回の件はお断りされた事に対してろうあ協会から抗議されている、
ウチ個人の主観だが、自分がろうあであり、来店する客側だったならば、
抗議などして欲しくはなかった、
何故なら今後、抗議される事を鑑みて渋々受け入れる店も出てくるだろうし、
断る、と言う当たり前の判断を店側にさせない圧力を協会がかけた事になる、
これは遠慮会釈なく言わせてもらえばヤクザの恫喝と同じだ、
私はそんな客にはなりたくないし、そういったしがらみを店に背負ってもらいたくもない、

ノーマライゼーションと言う言葉があるが、
それは障害を持つ人物が他者の善意を食いつぶして特別な扱いを受ける事ではない、
障害があるならあったで摺り合わせは必要だ、
摺りあわせは障害のある方からするべき、
何故ならイレギュラーな扱いを望むなら望む側が饒舌であるべきだし、
説明や妥協点を見出す創意工夫は日々必要だろう、
ウチとしては店側に打診をした代表者が、
自身の狭量を店の所為にして、
協会から圧力をかけた、と、そのような図式にしか見えないのです、

ウチとしては抗議した協会に対して嫌悪感を持ちますし、
今後、そういった事例があれば、協会や団体から抗議されちゃたまらない、として、
受け入れる風潮が広まらないか心配です、

摺りあわせは必要ですよ、障害があろうとも、
何歳であろうとも性別も国籍も関係ないと思います、
それをしない、しようとしない、なら、人間として扱うな、と言うのとどう違うんですか?



■聴覚障害者を入店拒否 兵庫・尼崎の飲食店が抗議に謝罪
(産経新聞 - 07月30日 13:42)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=3&from=diary&id=4119405

一般社団法人「滋賀県ろうあ協会」の会員7人が、
兵庫県尼崎市の飲食店で全員が聴覚障害者であることを理由に
入店を拒否されていたことが30日、分かった。
協会は同店に抗議し、店側は「不適切だった」と謝罪した。

 関係者によると、7人は5月9日、尼崎市内の飲食店にファクスで予約しようとしたところ、
店側は「手話のできるスタッフはおらず、
筆談での対応もしておりません」
「通訳のできる方がおられない場合、
ご予約をお取りすることができません」などと回答したという。

 7人から相談を受けた同協会が同27日、
兵庫県聴覚障害者協会などを通じて同店に抗議。
店側は「飲食は90分間の制限時間があり、筆談で対応すると時間内では難しい。
聴覚障害者にどう接したらいいのか分からず、
失礼にあたると思って断った」と釈明し、謝罪したという。
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