FGOのロンドン編に露骨に影響されて造ったシナリオです。元ネタのモードレッド枠はアーサー王……なんか酷く倒錯している気がする……。最初は元ネタをリスペクトして、クライマックスフェイズでシナリオに全然関係ないラスボスが出てきてやられて帰るみたいな展開も想定しましたが、TRPGだと向いてないよね……ってなって止めました。
それにしても、またヴラド騎士団が出て来て、また池袋が霧に包まれてしまいました。シナリオにヴラド騎士団が出るたびに1ドルもらってりゃ、オレは今頃大金持ちだな!(ヴラド騎士団使いやすくて好き)
■今回予告
池袋が、霧に覆われる。
ヴラド騎士の邪悪な力によて生み出された人々を侵食するこの霧により、ゴーストタウンと化した池袋。
この状況を打破できるのは、エゴの力で魔の霧を退けられる半魔たちしかいない。
ビーストバインド トリニティ
『魔霧−イヴィル・フォッグ−』
心焦がすは魔の渇望、心繋ぐは人の絆。
■レギュレーション
PL人数:1−4人
経験点上限:特に無し
使用データ:公式に発表されているものに限り、使用できるデータに制限はない。サバイバーも可。
大罪:該当するデータの載ったサプリメントを所持しているPLに限り、使用を許可する。
但し、大罪はデータだけのファクターではないため、必ず設定をGMに説明した上で許可を取ること。
場合によっては大罪の使用を認めないこともありうる。
配布経験点:特に無し
■シナリオハンドアウト
・PCには以下の設定がつく。GMとよく相談すること。
・PLの人数が4人未満の場合、番号の小さいハンドアウトを優先する。
・PLの人数が3人未満の場合、アーサー王が《ワンモアチャンス》と《フォローアシスト》で支援を行う。
●PC1:少年剣士・アーサー王と出会う
絆:アーサー王 関係:幼子、連帯感など
クイックスタート:守護天使
推奨ルーツ:指定なし 推奨カヴァー:指定なし
池袋を覆う奇妙な霧……飲み込まれた人々は意識を失い、徐々に生命力を奪われてゆく。
魔獣の力があれば影響は受けないため、キミはその夜、霧の中を歩いていた。
そして出会ったのは、線の細い1人の少年剣士だった。
傷ついた少年は、自身を「アーサー王」と名乗り、キミに助けを請うた。
「この街を救いたいのなら、力を貸して欲しい」と。
【SA:池袋を救う】
●PC2:ハンターズ・ブラッド所属。ヴラド騎士・スパインと因縁がある
絆:ジャルク・スパイン 関係:敵対
クイックスタート:血塗られし魔剣
推奨ルーツ:指定なし 推奨カヴァー:指定なし
ジャルク・スパイン……ヴラド騎士の1人。かつて、別の場所で見え、トドメを刺し損ねた悪辣な吸血鬼。
ハンターズ・ブラッドの凄腕ハンターであるキミにとっては、始末し損ねた苦い記憶となっている。
そのスパインが、池袋に現れたという情報が、ハンターズ・ブラッドより齎された。この霧も奴の仕業か? 今度こそ引導を渡してやろう。
【SA:スパインを倒す】
●PC3:死霊課刑事
絆:長沢遼 関係:上司
クイックスタート:鬼神警官
推奨ルーツ:指定なし 推奨カヴァー:死霊課刑事
池袋を覆う奇妙な霧……飲み込まれた人々は意識を失い、徐々に生命力を奪われてゆく。
大規模は異変。動けるのは半魔であるキミたちだけだ。
JABFがミサイルで何もかも吹き飛ばす前に、この現象を食い止めねばならない。
【SA:事件を解決する】
●PC4:若槻由美の友人
絆:若槻由美 感情:友情
クイックスタート:
推奨ルーツ:指定なし 推奨カヴァー:死霊課刑事
池袋を覆う奇妙な霧……飲み込まれた人々は意識を失い、徐々に生命力を奪われてゆく。
キミの友人であるアンノウンマンの若槻由美もまた、霧に飲まれ倒れてしまう。
一命を取り留めたが、このままでは彼女はもたない。キミは、大事な友のために霧の中へと飛び出した。
【SA:依頼を遂行する】
■NPC
◆アーサー王 15歳男性
ルーツ:伝説の英雄=転生者
自分自身をアーサー王と自称する、「影の英国」ドミニオンの暗殺者。
吸血鬼専門の殺し屋。詳しくは『ドミニオンズ』P123参照。
◆ジャルク・スパイン 外見40代男性
ルーツ:ドラクル=血族
騎士団と真祖ドラクルのみを至上と崇め、他の全てを家畜と断ずる典型的ヴラド騎士。
一度、『PC2』に敗れている(PLが1人の場合はこの設定は存在しない)。
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