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2016年09月11日21:29

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第一回真夏のケヴィン・ベーコンまつり

10月に第3回となる「秋のカーペンターまつり」を控え、前夜祭的に「真夏のケヴィン・ベーコンまつり」を開催いたしました。
(見てないDVDがたまってたからなんですが)
ベーコンまつりが終了したら「カート・ラッセルまつり」「ダン・エイクロイドとサタデー・ナイト・ライブまつり」も開催予定。

●「クイーンズ・ロジック」
:登場人物が多すぎて誰がなんて名前だか覚えるのに苦労した映画。ケンカした旦那が浮気したと思ったのに、朝帰りした旦那と疑惑も晴れてないのに何故かあっさり仲直りする奥さんが謎。
奥さんの友人がダブル主人公格の重要な役なのですがちょっとびっくりのおばちゃん顔なので何故?と思ったらスタイルがめちゃいいのでそれでか〜と納得(どっかで見たことあると思ったらシュワルツェネッガーの「ツインズ」に出てた女優さんだった)。あと奥さん、腹いせ?に髪を赤毛に染めたはいいけど、ブルネットの方が似合ってたよ。
ケヴィンは主人公をとりまく友人その1という感じ。

●「狼の死刑宣告」
:ケヴィン・ベーコンが殺された家族の復讐にギャングを殺しまくる映画。面白かった。復讐の鬼と化したケヴィンの鬼気迫る演技が凄い。しかし警察はなんであんなに役に立たないんだ?病院からケヴィン・ベーコンが脱走したら普通自宅に向かわないか?そこだけ謎だった。

●「ビューティ・ショップ」
:クイーン・ラティファが、性格の悪いケヴィン・ベーコンがオーナーの美容室をやめて、新しく開業する映画。美容師やお客さんが黒人が多く、いわゆる黒人のノリやジョークやなんかに今ひとつ付いて行けず。美容師として急遽雇った黒人兄ちゃんを皆が「カッコいい」と騒ぐが「えっそれでいいの?その人、そんなにカッコいい???」と納得もできず。クイーン・ラティファとくっつく黒人の電気工はいい男だったけど。
ケヴィンのイヤミなカマっぽい演技は笑えた。しかし店を破壊するなどの嫌がらせがケヴィンの仕業と分かって談判しに行くクイーン・ラティファ、証拠突きつけて「アンタが犯人ね!?わかってんのよ!」って言うだけなんて、甘くない?(なんかちょっとどういうシーンだったか忘れちゃったけど)私なら警察に通報して賠償請求もしちゃうけどなあ。いいの?
久しぶりに見たアンディ・マクダウェルは育ちの良さそうな上流(?)のお嬢さん役でしたが黒人さん達の間にすんなり溶け込んでていい味出してました。

●「インヴィジブル」
:ケヴィン・ベーコンが透明人間になる映画。透明になった途端に近所のいい女を襲うのであるが、美人でセクシーでホントいい女だった。でも暴力はいかんよ。

●「エコーズ」
:ケヴィン・ベーコンが幻覚に悩まされたあげく庭に穴を掘りまくる映画。こぢんまりしたオカルト・ミステリーという感じ。

●「ピクチャー・パーフェクト」
:ケヴィン・ベーコンが色男役で登場する映画。みんな「無理がある」って言うけど、ケヴィン命の私からすれば完璧なキャスティング。だってかっこいいじゃん。ダメ?ヒロインのジェニファー・アニストンが羨ましい。

●「クイックシルバー」
:ケヴィン・ベーコンにはヒゲが似合わないと思った映画。転職を機にヒゲ剃ってちょこっと長髪にするとあらなんてカッコいい!
しかしヒロイン(?にしては影が薄いけど)が、自分は経歴やなんかで嘘つきまくりなのを棚に上げてケヴィンのことをろくに知らないくせに生意気な憎まれ口を叩き(異様にキレやすい)、敵に襲われた時に既に仲間のところに逃げ帰っているにもかかわらず何故か別方向に一人で逃げ出したあげくにケヴィンを巻き込むなど最悪の女なのですがラストシーンで二人で食事に行こうとするのが全く納得いかず。そんなメチャメチャな女でいいのか、ケヴィン。
あと、DVDのキャスト紹介欄にケヴィンの次にローレンス・フィッシュバーン(マトリックスのモーフィアス)が書いてあるからさぞ重要な役だろうと思ったら、えっ、途中であっさり殺されてない?いいの?そのローレンス・フィッシュバーンを轢き殺した「敵」が、その後も顔も隠さず堂々とケヴィン達の前に現れ過ぎだろ!と思ったのは私だけなんでしょうか。とにかく色々詰めが甘い映画だけれど若い頃のケヴィン・ベーコンを堪能できる80年代青春ドラマとして見るとまあこんなもんか。

●「パイレーツ」
:ケヴィン・ベーコンが実の奥さんとヤりまくる映画。あと「Tainted Love」などを熱唱する映画でもある。これ、どんな観客層を想定して撮った映画?いたいけなケヴィン・ベーコンファン向け?

●「フラットライナーズ」
:ケヴィン・ベーコンやキーファー・サザーランドたちが臨死体験する映画。推理小説でも医療ものを愛する私にとって、医大や病院の風景がわんさと出てくるこの映画は大好物。ケヴィン・ベーコンが熱血医学生をフットワーク軽く演じていて最高。若い頃のジュリア・ロバーツが美しい。
ケヴィン、公開時32歳。相変わらず若々しい。大学生役も違和感まるでなし。
しかし臨死体験した4人のうち3人は彼らを悩ます幻覚を自力で克服するのだがウィリアム・ボールドウィンだけ問題解決してないような気がするけど、いいの?

●「バイバイ・ママ」
:ケヴィン・ベーコンが初監督した映画。息子を溺愛するあまり狂ってゆく母親をケヴィンの実の奥さんであるキーラ・セジウィックが体を張って表現。おそろしかったです。
マット・ディロン、マリサ・トメイ、サンドラ・ブロック、オリヴァー・プラット等豪華俳優陣が、出演時間が短いのに惜しげもなく投入されているのは友人関係だからでしょうか?

●「コール」
:ケヴィン・ベーコンがダコタ・ファニングを誘拐する映画。ケヴィンファンというだけでなく何故かこういう犯罪映画では「うまくできるかなー」と犯人側に肩入れすることの多い私。
今回もワクワクしながらケヴィンがんばれ!と見てましたがそれにしても娘が捕らえられているいうのに無謀に反抗しまくる両親が「アホかー」という感じ。特に父親、娘が車に乗っているのに小型飛行機で道路に降り立つ?!犯人の車がもし横転したら娘も死んじゃうじゃないか。おまけに一般の車大勢を巻き込んで大事故になっちゃったじゃないか。サスペンスだったはずなのに最後だけアクション映画、そんなんでいいのか?
母親も色々やらかしてくれるしホントにもう、頭を抱えたくなりましたがケヴィンの迫真の演技はさすがでした。シャーリーズ・セロンが美しかったです。

●「激流」
:ケヴィン・ベーコンが川下りをする映画。冷酷な悪役を憎たらしく演じています。ナイスガイから悪人に豹変するところはドキドキしました。
しかし「ボートで激流を下らなければ目的地にたどり着けない」はずなのに、実は陸路でもたどり着けちゃうという点が物語を根底から破綻させているような気がするのは私だけなのでしょうか。まっ面白いからいいか。
大自然の雄大さを堪能できるところが良かったです。

●「ワイルドシングス」
:ケヴィン・ベーコンのフルヌードが拝める映画。まあ出てくる人物皆よく脱ぐのですが(デニース・リチャーズをあそこまで脱がせる必要はあったのか?)。お話自体はどんでん返しに次ぐどんでん返しで、素直に見れば最後まで飽きません。賛否両論あるけど私はこれ好きだなあ。
しかし出てくる人物が全員悪いヤツに見えるのだけど、ビル・マーレイが最後に出て来たのに驚いた。そうか、そこまで共犯か。でも前半のエロシーンはもうちょっと短くてもよいのではないだろうか・・・。そしてこの映画を見て初めて「ケヴィン、年とったなあー」と思いました。中年刑事の役だもんなあ。

●「ミスティック・リバー」
:重苦しい、後味悪いサスペンス。この映画に限らず映画でも小説でも、警察を出し抜いて被害者の身内が犯人探しをするという筋が私は嫌いなんです。あげく真犯人じゃない人間を殺しちゃうしホントにもう・・・。というわけでショーン・ペンの役柄に全く感情移入できなかったのだけれど、それよりもっと腹立ったのはショーン・ペンとティム・ロビンスの妻二人。ショーン・ペンの妻はなぜか上から目線で不愉快だし、ティム・ロビンスの妻は一番やっちゃいけないことをやっちゃうし。素直に警察に任せとけばよいのに(実際、ちゃんと真犯人を突き止めてる)なんでこう取り返しのつかない展開になっちゃうかなあ。ケヴィン・ベーコンの、悪役ではない演技を久々に見られてよかったです。控えめな演技だけど、よかった。

●「アフリカン・ダンク」
:ケヴィン・ベーコンがアフリカにバスケの選手をスカウトに行く映画。脱いでバスケもしてます。
スポーツもの、異文化ものの王道。大自然の雄大な風景、アフリカの人たちの身体能力の高さもあいまってクライマックスの試合の盛り上げ方もうまく、何も考えずに最後まで楽しめます。ヘッドコーチがアフリカまでやってくるのも笑えたし、護衛の人がアメリカまで付いて行くのがまた笑えました。族長のお父ちゃんもいい味出してたなあ。そういえば昔、この映画のサントラを輸入盤で持ってたこと思い出しました。どこで買ったんだろ?

●「ケビン・ベーコンのハリウッドに挑戦!
:ケヴィン・ベーコンが映画監督を目指す映画。相変わらず腹黒そうなJ・T・ウォルシュをはじめミョーなエージェント役のマーティン・ショートやジェニファー・ジェイソン・リーなど名脇役が勢揃い。

●「フットルース」
:ケヴィン・ベーコンがダンスする映画。なんというかたわいもないストーリーの青春映画なんですが、ダンスシーンが見応えがあります。あと出てくる若者達の若さ弾けるような演技もいいです。音楽もヒット曲満載で豪華絢爛。サントラ持ってたなあ。
ケヴィン・ベーコン、高校生役やってますが公開時26歳。相変わらず若々しい。今のケヴィンの悪役(またはクセのある役)っぷりからは信じられないほど爽やかで、踊る姿がめちゃカッコいいです。
ジミー・ファロンがホストのアメリカのテレビ番組「トゥナイト・ショー」で、フットルース30周年を記念してケヴィン・ベーコンがゲストになった際、ケヴィン56歳がフットルースのダンスを再現するというのをやりまして、踊るケヴィン56歳(←しつこい)がかっこ良かったのでビックリしました。体型がおじさんくさくないから出来るのだなあ。30代くらいにしか見えませんでしたよ。でももう映画では踊らないんだろうな・・・。
若い頃のサラ・ジェシカ・パーカーがかわいかった。ナイス脇役のクリス・ペンとお似合いのカップルでした。あとダイアン・ウィーストの地味だけどしっかり者の奥さん役がよかった。ヒロインは胸がぺったんこだったことしか印象に残ってませんが・・・。あとライバルがケンカ弱すぎ。そしてダンス禁止の町の若者達のはずがダンスうますぎで謎。まあ、細かいことはいっか。

●「トレマーズ」
:ケヴィン・ベーコンが怪獣退治する映画。知恵を振り絞り、荒野を走るケヴィン!馬に乗るケヴィン!とにかく飛んで跳ねて躍動するやや長髪のケヴィンが最高にカッコいい。
どんどん知性を増してゆくモンスターに対抗する術を必死で考えるケヴィン達。ネヴァダのカラッとしたド田舎が舞台のせいか登場人物の会話が軽妙なせいか、パニック映画で人も死んでるのに雰囲気がどこか明るくてあんまり怖くない。コメディ仕立てでストーリーのテンポも良く、これぞB級映画の最高傑作と言えましょう。見終わった後の気分はスカッと爽やか!
カーペンター映画でおなじみヴィクター・ウォンの死に方が漫画っぽくて笑えた。あと、ケヴィンの仲間の銃マニアの夫婦の奥さんがカントリー歌手のリーバ・マッキンタイアに似てると思ったら本人だったのでびっくり。

以上、ケヴィン・ベーコンまつりはつつがなく終了いたしました。やっぱりトリは「トレマーズ」じゃないとね!
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