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2016年06月04日20:26

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旅立ちの理由

元本社は順調に売り上げを伸ばしていました。
その勢いで本社ビルを新たに買い、更に広大な土地を持つ第二工場まで購入整備しました。
そんな折、今年に入って自分の勤めていた会社を第二工場内に移転する話が出てきました。
そして、1月中旬には移転確定。
かくして2月には、通勤時間自転車で3分のところが自動車で1時間弱と相成りました。

その日から朝は6時起き、30分ほど始業時間より早くついて仮眠をとることが日課になりました。
前日、バイトがあると睡眠時間は4時間ほどになりましたが片道1時間の通勤時間は苦じゃありませんでしたよ。
夜は今まで工場長(ほかの社員の人も)の通勤時間もあったので19時までだった残業が20時までに(移転した先は工場長の自宅から15分程度のところ)
お陰で平日バイトに行く前の仮眠時間がとれなくなり仕事からバイトに直行という図式が成立。
仕事の都合でバイトを休む日も出てきました。

それよりも辛かったのは人との付き合いでした。
本社はいつの間にか従業員100人弱を抱える会社に成長。
そのグループ会社である務めていた会社も従業員7人(正社員5人パート1人外人2人)でしたが徐々に本社よろしくのシステムをとりつつありました。
自分は平社員なのに何故か課長部長が集まる毎週の早朝会議(朝7時開始なので五時半起き)やミーティング(昼の休憩時間)に出席を強要され、それでもその時間の給料は出ず。
当然一番下っ端なので雑用などを次々とお願いされるわけです。
雑用をこなしcad業務をこなしていると正直いっぱいいっぱいの状況。
休憩なんてありませんよ。
工場長はサービス残業を強要してくるし、そこに母親が介護なくしては生活できなくなるという止め。

工場長には仕事をいろいろ教えてもらったという感謝の念も山ほどありますが、与えられるプレッシャーも半端なく毎日言葉にできない気持ち悪さが腹の中に渦巻いていました。

結局、転職の小さなチャンスを熟考もせず生かしてしまいました。
だって、今までずーっと書類選考で落ちていたのに初めて面接までたどり着き、面接翌日にはぜひ来て欲しいと電話まで頂いちゃいましたから。


正直自分の心の中では逃げちゃったなぁという自責の念が堪えません。
これでは旅立ちではなく逃亡ですなぁ。

・・・スペースランナウェイい〜で〜お〜ん〜♪。。。
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