次の目的地はエンドール。武術大会に出場することだ。
そうなると、ここで装備を整えておいたほうがよさそうだ。
カメレオンマンを倒したことによって道具屋が活動を再開し、ブーメランを買える。
ブーメラン３５０Ｇを３人分、革の鎧１８０Ｇを２人分そろえた。
ブライも革の鎧着れるんだね。何と言うトリオルック。この金貯めでレベルは８になった。
北の森を抜けて東に行くとフレノールという町らしい。さっそく出発。
・フレノールの町（到達レベル８）
やってくると、町がなにやら騒がしい。
どうやら今、この町にサントハイムのお姫様が来ていて、宿屋の主人が接待しているらしい。
ん？ サントハイムの姫って、アリーナじゃ？
宿屋の２階に行ってみると、姫がちょうど悪党に連れ去られるところであった。
追いかけるも間に合わず、どこかへ行ってしまった。
姫の付き人に聞くと、うっかり「メイを・・・いや姫を助けてくれ」と零す。
どうやらあの偽姫はメイというらしい。
情報収集すると、子供が犬の咥えてきた手紙を持っていた。
姫を返して欲しければ、明日の夜に、墓地に「黄金の腕輪」を持って来いということらしい。
黄金の腕輪はこの村の宝だが、腕輪を巡って争いが絶えなかったので南の洞窟に封印したそうだ。
まずはそれを取りに行けということか。
その前に、この町の道具屋に鎖帷子が売っているので、それを買ってからにしよう。
この周辺に出る敵は、けっこうな金を落とすので、あっという間に装備が整った。
・南の洞窟（到達レベル９）
吸血コウモリ、メラゴーストなど、けっこう強い敵が群れをなして出てくる。
それでも装備を整えたおかげで被ダメージを抑えられているので踏ん張れる。
しかし地下２階で、鬼小僧４体の集中攻撃を受けたクリフトが初の死亡。
なかなか旨くいかないものだ。
かなり歯ごたえのあるダンジョンで、黄金の腕輪を取る頃にはレベル１０となった。
腕輪を持ってフレノールに戻り、夜になるまでうろつく。
夜になってから町の墓地へ行くと、手紙の通り悪党と偽姫がいた。
腕輪を渡せ、と言ってくるが、いいえを選んでも無限ループ。
おとなしく渡すと、悪党たちは腕輪を持って立ち去る。
助けられた偽姫は、自分が旅芸人だと正体を明かし、お礼に「盗賊の鍵」をくれる。
別れ際に「じゃあね、本物のお姫様」とか言われた。知ってたのかな。
王宮の舞踏会とかお祭りとかで呼ばれたことがあるとか。
町のじいさんが偽姫に財産を貢ごうとしたら、断られたらしい。
極悪人じゃないアピールかもしれんが、それ以前に王族を詐称したら普通は極刑じゃないだろうか。
・砂漠のバザー（到達レベル１０）
フレノールの町で、南でバザーをやっているとの情報を入手。
砂漠のオアシスのような場所に、砂漠のバザーがあった。
いろいろ見て回っていると、兵士が駆け寄ってきた。王様が大変なので城に戻ってほしいと言う。
急病だろうか。ブライがルーラを覚えているので早速戻ってみる。
サントハイムに戻ると、王様の声が急に出なくなったらしい。
大臣に聞くと、裏庭のゴンじいなら何か知っているかもしれないとのことで、尋ねてみる。
アリーナの部屋から飛び降りて裏庭へ行くと、盗賊の鍵で開けられる扉の奥に老人がいる。
おそらくこの人がゴンじいなのだろう。
話すと、詩人マローニも昔、声が出なくなったが今は大陸一の美声。何か知っているだろうとのこと。
マローニは確かすぐ隣のサランにいたはずだ。
さっそくサランのマローニに会うと「さえずりの蜜というエルフの薬を飲んだから」と教えてくれる。
それは昔、砂漠のバザーで見つけたという。再びバザーに逆戻りである。
バザーの道具屋に、横から話しかけると、昔はこの道具屋にさえずりの蜜があったという。
今はないが、エルフが来るという西の塔にいけばあるかもしれないらしい。
よし、さっそく出発・・・の前に装備を整えないとね。
南の洞窟を歩いたときの貯金が２０００Ｇほどある。
まずは１２５０Ｇのモーニングスターをクリフトに、７５０Ｇの毒蛾のナイフをブライに。
青銅の鎧７００をクリフト、鱗の鎧１８０をクリフトとブライに。これで完了である。
いざエルフの塔へ出発だ。
・エルフの塔（到達レベル１０）
入って早々、地下への階段があり、そこが宿屋になっている。
これは便利と思っていたら、理由が分かった。敵がかなり厄介なのである。
ギラを使うプテラノドン、バギを使うかまいたちなど、グループ攻撃が激しい。
１階をぐるっと回りながら戦闘していると、レベル１１に。ブライがヒャダルコを覚えた。
これは有難い。
しかしここは忍耐の塔である。敵を倒しながらＭＰが切れたら宿屋へ戻るの繰り返し。
昇りきれるレベルになるまでひたすらアタックなのだ。
最上階にたどり着いたのはレベル１３である。
二人のエルフがいたが、こちらに気付いて逃げてしまう。一人はリースという名前らしい。
たぶんどうでもいいｗ
そのリースが「薬を落としちゃった」と言い、もう一方が「そんなのいいから！」と逃げていく。
人間はとことんエルフに嫌われている。そうえばＤＱ３でもそうだったっけ。
エルフの消えた跡を調べると、無事に「さえずりの蜜」を手に入れた。
サントハイムに戻って王様に蜜を飲ませると、声が戻った。
魔王が世界を破壊する夢を繰り返し見たとかで、それを大臣に言うとしたら声が出なくなったらしい。
ここでようやく、王様がアリーナに世界へ出ることを許してくれた。
世界で起きつつある「何か」を突き止めてこい、ということだ。
頑張ります父上！
なんつって。
サントハイム城（到達レベル１４）
砂漠のバザーから東に行くと祠があり、兵士が通してくれる。
旅の扉を潜った先にあるのがサントハイム城だ。
噂どおり、武術大会が開かれていて、優勝者は姫と結婚できるのだそうだ。
現在、優勝候補はデスピサロという男だが凶暴で、相手を殺すまで戦う危険な奴らしい。
姫に話を聞くと、女が優勝すれば結婚しなくて済むからアリーナに優勝してほしいと頼んでくる。
王様も、自分が決めたくせに後悔し、アリーナの優勝を望んでいる。
なら何かハンデでもくれませんかね。
宿屋にいる詩人が、アリーナの優勝を願う歌で「右手に鉄の爪〜♪」などと歌うが、店に売ってない。
とりあえず武術大会に出てみようと会場に行ってみると、会場の道具屋に鉄の爪が売られていた。
さっそく装備し、薬草でアリーナの道具欄を埋め尽くす。準備は整った。
武術大会は、５人勝ち抜くと決勝に出られる。今のところ５人勝ち抜きはデスピサロだけだ。
１人目の相手はミスター・ハン。痩せたクリリンみたいな奴だが、簡単に勝てた。
２人目の相手はラゴス。ブーメランを持った少年。こいつも弱かった。
ラゴスは薬草を持っていたが、ハンとの戦いで使わなかったので捨てることに。ああもったいない・・・
３人目はビビアン。女遊び人の格好だが、ヒャドとべホイミを使う。
しかしすぐにＭＰが切れて、長期戦にはならなかった。
４人目はサイモン。緑色の「さまようよろい」だ。
強そう、と思っていたら、初撃がまさかの会心の一撃。攻撃されることなく倒してしまった。
ここまで、２人目以降は必ず薬草を落とす。そういう仕様なのだろうか。
５人目はベロリンマン。どう見てもモンスターなんですけど・・・
開幕でいきなり４体に分身する。分身を攻撃するとミスになり、再び分身するらしい。
１発目に左端を選んで命中。２発目は左から２番目を選んだがミス。３発目は再び左端で命中。
これであっさり倒せてしまった。確率、１／４なんだよね・・・？
さて、いよいよ決勝戦。デスピサロの登場・・・と思ったら出てこない。
どうやらいなくなったらしく、そのままアリーナが優勝となった。
姫の「もしアリーナ姫が男の人だったら・・・」とかいうキマシタワー台詞も聞けたし、満足である。
城を出ると、兵士が「サントハイムに急いでお戻りを！」と言いつつ、兵士が息絶える。
サントハイムに戻ると、人がすべて消えてしまっている。猫がいるだけである。
アリーナはその謎を解くために、再び旅に出るのだった・・・
第二章 完
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