今日は今シーズンのラストランです
今回お邪魔したのは新潟県の奥只見丸山スキー場。
名前に「奥」とかついていると大概アクセス困難なエリアですが、ここ奥只見丸山もその例外ではありません。
このエリア、雪が深すぎて1月から3月まで道路が封鎖されるのです
というわけでこの奥只見丸山、1月から3月までお休みという。
一般のスキー場の雪が溶け始めた4月にやっとオープンするという変わったゲレンデなのです。
奥只見シルバーラインっていう専用の道路1本がこのエリアに繋がっています。
それより奥には道はありません。
というわけで、初めてこの奥只見シルバーラインを通ったんだけどね・・・
すごいね、この道路
ラインという名前にはなっているけど完全にトンネルです。
時々外の景色が見えることもあるけど、基本的には山頂までずっと何十分もトンネルで繋がっている感じ。
しかもこのトンネルがぼろいのよ
一部、トンネルというよりは洞窟みたいになっていて、老朽化したところを少しずつ補修しながら使っている感じでした。
そんなシルバーラインの長いトンネルを抜けたすぐ先に、この奥只見丸山スキー場はありました。
こんな辺鄙な場所にある小規模ゲレンデなのに、車は駐車場からあふれんばかりにいっぱいです。
しかも関東圏内からのお客さんが多いみたいね。
みんな、今オープンしているスキー場がないからここに殺到しているんだろうね
奥只見丸山のコースイメージはこんな感じ。
リフトは2回乗り換えてやっと山頂までたどり着くことが出来ます。
迂回コースの初級コースをずっと滑ると4000メートルオーバーのロングコースとなるようです。
実際のゲレンデはこんな感じでした
リフトにも時々行列が出来るぐらいお客さんは来てますね、待ち時間はほとんどないけど。
これは山頂からの風景
奥只見湖とか見えないか期待したんだが、丁度見えないようです。
今日は雲一つない晴天ですが、なんか空の色が薄い。
PMが飛んでいるのかな?
この季節のゲレンデは空の突き抜けるような青さが一番の楽しみなのに、ちょっともったいない。
さて、肝心のゲレンデですが・・・
正直言って物足りません
小規模なのは最初から分かっていたので仕方ないのですが、コースがねぇ
これだけたくさんのお客さんが来るようなゲレンデなのに、コースの横幅が非常に狭い。
だから前のお客さんを追い抜くのも大変だ。
しかもフリースタイルスノーボーダーの割合が高く、この狭いところでグラトリを繰り出したりするのでぶつからないように気を遣いながら滑らないとダメなのです
今日はおそらく15度ぐらいあったので、雪質は当然シャーベット。
エッジも全然かかりませんから、キレイなフォームで爽快に滑るのは難しい。
しかもコースの所々に斜度が低かったり、逆に上り坂になっているところがあって止まってしまうこともありました
まぁここはウインターシーズンの終わりを受け入れきれない人が、最後のあがきで来るゲレンデだな。
九州からお金と時間を使ってまで行くべきゲレンデではないと思います。
まだ普通に滑れる北海道に行った方がずっといい。
しかし俺もこのバッドコンディションでやっとあきらめがつきました。
今シーズンはこれで終了です
また今から12月までの地獄のような退屈な日々が過ぎるのを待つこととしましょう
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