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2016年03月21日21:43

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ぱいんぶっくにいったお話。

↑Pine・Book、つまり「松本」ということなのですが。
おそまつさまでございますm(__)m
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以前にこの日記で記したように、今年に入ってから毎月献血しようと考え、1月・2月と成分献血をしてきた。

先月は地元で献血したので、今月は少し遠くの献血ルームに行ってみようと思った。
それで、気分転換のために献血ルームのある街で1泊くらいしてこようかなと思って、今回は長野県松本市に行ってみることにした。

行きと帰りとで同じ交通機関を使うのでは面白くない。
それで、行きは鉄道、帰りは高速バスにしようと考えた。
鉄道については、ネットでの予約購入35%割引きの座席がまだある特急列車を探したら、夕方に新宿駅を出るあずさ号くらいしか残っていなかった。
まあ、その列車で夜に松本に入って1泊、翌日は献血をして、時間があって気が向いたら地元のローカル私鉄に乗ってみて、帰りは高速バス。
ついでに、松本・塩尻地区のB級グルメとされている「山賊焼き」でも食べてくることにしよう。
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3月19日土曜日。
16時50分頃に新宿駅にたどり着き、急いで10番ホームへ向かう。

車内ではいつものようにホットコーヒーを購入。
そして、ひたすら、電子端末にて読書。
どうせこの時間帯だと、暗くて車窓を楽しむこともままならない。

SONYのReaderでも、上橋菜穂子さんの「守り人シリーズ」のうち6巻までがやっと発売されたので、ただ今一気に読破中。
NHKのTVドラマ「大河ファンタジー・精霊の守り人」の初回放映が始まる前におおかたを読み終えておけたのは、ラッキーだったかな。
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予約しておいたホテルに入り、持参のPCをネットにつなぎ、明日の目的地である献血ルームや「山賊焼き」のあるお店について調べてみる。
そのうち、前述の「大河ファンタジー」が始まったので、まずは視聴させていただいた。

(以下、多少のネタバレがあります)
このドラマ、原作とは、細かいところでエピソードを変えている。

バルサの強さを知る者からすると、そもそもバルサほどの者があっさりと牢につながれたりすると思えない。
だから、そこは、チャグムを激流から助け上げた直後で気力と体力を消耗している隙を突かれた、という描写が欲しかったところではある。
あれは、獄につながれ痛めつけられたバルサのほうが絵になる、という演出上の都合でストーリーを歪めたのではないか、という疑いを禁じ得ない。

二ノ妃・聖導師・帝・シュガといった主要登場人物の性格付けも、原作とはかなり異なっているように感じた。
まあ、その辺りは、原作が簡潔にしか触れていなかった辺りにエピソードを付け加えて膨らませており、それに伴って登場人物の性格も変わってきたのかな、という気がする。

このドラマの制作には原作者である上橋菜穂子さん自身もきちんと関わっていらっしゃるという。(http://www.nhk.or.jp/moribito/interview/s1/interview02.html
だから、登場人物の性格付けが多少なりとも変わろうとも、この「守り人シリーズ」というお話が持っている大枠のところが壊されることはなかろう、と思っている。
実際、ドラマの第1回は、細かい変更はあったもののよくできていたと思うし。

役者さんに関して。
前述のとおり、二ノ妃・聖導師・帝・シュガといったあたりは、私が原作から有しているイメージと少々異なるので、今後どうなっていくのかを見ないと分からない。
では、主役のバルサを演じている綾瀬はるかさんは。
これが、結構、イメージに良く当てはまっている。
原作のバルサは、顔に「すでに小じわが見える」という外見であり、そこは綾瀬はるかとはちょっと違うけれど(^^)、無理に違和感を見つけ出そうとしても思い当たるのはその程度のことしかない。
この先、このバルサがタンダやトロガイとどんな会話を交わしていくのか、楽しみだ。

現時点でちょっとだけ不満なのが、チャグムについて。
まあ、子役である以上は仕方がないのかもしれないが、チャグム役の小林颯という男の子の演技はあまり上手でない。
ただ、この小林颯君は2007年のアニメ「精霊の守り人」が好きだったみたいだから、この先、バルサやタンダとの暮らしが長くなるにつれて、良い味を出してくるのかもしれない。
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翌朝。
5時頃に目が覚めたので、大浴場(とはいっても洗い場の蛇口が3つしかない小さな浴場だけど)にて朝風呂につかる。
そして、ビジネスホテルの朝食バイキングで納豆めしをいただき、9時少し前に宿を出た。

「松本献血ルームサントビューネ」は日曜日なのにそれほど混み合っておらず、10時前には採血椅子に案内された。
今回は血小板成分献血。

採血椅子にも電子読書端末を持ち込み、採血中に「守り人シリーズ」の第6巻「神の守り人 帰還編」の続きを読み終えてしまった。
看護師さんから「それ、何ですか」と聞かれたので
「これ、本を読む端末なんです。スマホとかタブレット端末のような液晶画面じゃないので眼が疲れないんですよ」
というような話をした。
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ちょっと意外なのだけど、現在の我が国では輸血用の血液が足りなくて困るという事態は起きていないのだそうな。
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=3880461&media_id=177「なぜ「献血」はいつも協力を呼びかけているのか?」)

ただ、Wikipedia等の記事によると、一部の特殊な血漿分画製剤は国内自給率が極めて低い状況で推移しており、「血漿分画製剤だけは、現在も一部の製剤を海外からの輸入に頼らざるを得ない状況にあ」るのだという(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A1%80%E6%B6%B2%E8%A3%BD%E5%89%A4「血液製剤」)。

他に、2013年にアップロードされたと思われるこんな記事もある。
「日本の血液製剤供給量をみると、輸血用血液製剤は自給率100%だが、血漿分画製剤は約半数以上を海外からの輸入でまかなっている。」(https://www.kango-roo.com/sn/a/view/452「いまさら聞けない!ナースの常識【18】血液製剤の基礎のキソ」)

今ひとつ理解ができないのだけど、血漿分画製剤というのは輸血用に使われるわけじゃない、ということだろうか。
いずれにしても、今後も成分献血に協力すべく、自身の健康管理に気をつけることにしよう。
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献血を終えてから、松本駅の駅ビル4階にある「松本からあげセンター」という食堂で「山賊焼定食」を食した。
この山賊焼きというのは、鶏もも肉をにんにくを効かせたタレに漬け込んでから片栗粉をまぶして油で揚げたものであり、要するに「鶏もも肉の唐揚げの大きいもの」。(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%B1%E8%B3%8A%E7%84%BC「山賊焼」)

そこそこのボリュームがあったけれども、サクサク食べることができて美味しかった(^^)。
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その後、松本電鉄上高地線という地方私鉄に乗ろうかとも思ったのだけど、何となく面倒になってきたので早めに帰路につくことにした。
松本電鉄には過去に何回か乗ったことがあるので、今日は、まあ良いかな、と思って。

それで、松本駅近くにある松本バスセンターにて、高速バスの乗車券を購入。
結構混み合っていたこともあって、私が購入したのは約1時間後の14時20分に発車する新宿行きバスの乗車券だった。

その後、トイレに行ったり本屋を冷やかしたりしながら時間をつぶし、10分前にバス乗り場に行ってバスを待つ。
バスの中でも、電子読書端末にてひたすら「守り人シリーズ」を読んで過ごした。
先ほどの献血ルームにて電子書籍としての既刊分は全て読んでしまったので、昨晩見たドラマの復習もかねて、第1巻を読み直して過ごした。

私は自動車の車中で読書をするとてきめんに乗り物酔いするのだけれど、どういうわけか、今回の電子読書端末での読書では乗り物酔いせずに済んだ。
おそらく、電子読書端末は紙の本と比べてかなり軽いので目の高さまで持ち上げて読書することが多く、あまりうつむかずに読んでいるからだろう。

三連休の真ん中の昼過ぎだから、高速道路はそれほど渋滞しないのだろうと思っていたのだけど、そこは普段から自動車を運転しない人間の浅はかさ。
中央高速の八王子インターの手前でがっちりと渋滞にはまり込んでしまって、その後もいくつかの渋滞をくぐり抜け、新宿駅西口に到着したのは定刻から2時間ほども遅れた19時30分頃。
やっぱり、幹線高速道路等を利用する高速バスは、時刻の正確性の面では鉄道に一歩譲るな、と思った。
もちろん、その分だけ高速バスの方が運賃が安い、とは言えるのだけど。
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そういえば、新宿駅を出発する高速バスは、4月4日からは新宿駅南口の「バスタ新宿」から出ることになるはず。
しばらくしたら、この「バスタ新宿」から出るバスにも乗ってみたいと思っている。
今度は、どこの献血ルームに行ってみようか。

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