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2016年01月25日02:07

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[TRPG]クトゥルフ@八王子(1/23)

土曜日は、最近お世話になっている八王子親遊会さんのところの
クトゥルフ初心者会にKP参加

他の卓は2部構成でショートセッションのところ、私はいつものように
通しでさせていただきました。
#ショートシナリオをタイムキープして実施したKPさん方、おつかれさまでした。
#楽させていただいて すこし申し訳ないかんじ。

シナリオは、時事ネタ( http://togetter.com/li/920009 )からヒントを得たものでした。

舞台は、年末年始の長野県のとある神社のある小さな町

PLは、6名(うち2名 ほぼ初体験)で
自衛官(地元の星、正月休みで帰省中)
大学生(休みに割のいいバイトとして)
メイド?(帰省中)
秘書(正月休みにリゾートで温泉に)
精神科医(正月休みにスノースポーツと温泉休暇)
大学助教授(神社の由来に関する調査に)
というメンバーでした。

事前情報
舞台になる神社に関しての情報
・正月に 蛙を神にささげる神事がある。
・神事が「残酷」だと反対する動物保護団体が近年妨害にきている
・当日は、取材などもやってくる。
・地元の村人は、神事に好意的
・なぜか、毎年 カエルが必ず見つかる
・祀られている神は、蛇神様
・実は「やまたのおろち」と関連がある←大学助教授の新学説
・舞台の町は、温泉、スキーなどの観光資源あり

自衛官の実家のペンション(温泉付き)に
帰省した自衛官
秘書
精神科医

実家に
メイド?

ホテルに
大学助教授
大学生(動物保護団体の抗議活動のバイト)
マサシ(大学生とともにバイトに来たNPC)

ホテル近くの駐車場に
抗議に来た環境保護団体の幹部(大木女史+側近)のキャンピングカー

という布陣

事前(大みそか)などの事前行動をして、宵参り
大学生は、参道でパンフ配り(蛙を殺すのはかわいそう!)
と、トイレにいったマサシが全然 帰ってこないことに気付き探しに向かう
奥の院近くにくると、そこのカギが開けられており、中にライトの灯りが・・・
声をかけつつ近づくと慌てたマサシが出てくる。
何をしていたか?と聞くもはぐらかされ、マサシに「急いで戻らないと」と
急かされて参道へ

神事当日
安っぽいカエルの着ぐるみを来た大学生たちは、抗議活動をはじめる
にらみ合いがつづき、そのうち、おしくらまんじゅう状態に
大学生が転んで隊列が崩れた隙をつかれ、カエル様は確保されます。
そして、おごそかに本殿でカエル様を運びはじめる神社関係者
大木女史のヒステリックな叫びをうけて、マサシ達はカエルを奪い取り
逃げる。
結局、日没まで逃げ切ることに成功したため、神事は不成立(日没までに捧げるしきたり)

大木女史は勝利宣言
神社、村人はピリピリ(昔、戦で神事をしなかったとき災害がおきたという伝承)
#神社には「山崩れを引き起こす大蛇の絵があった」教授歓喜!

奥の院から、装飾品+「おろちの宝玉」と言われるピンポン玉くらいの真珠?が
盗まれたとわかり、騒ぎになる。
村人、駐在さんが見ているなか、かすかな地響きと異臭とともに奥の院が倒壊する。

その夜、大学生は、まさし+2人のバイトが車で町を去ることを知る。
彼らが、奥の院の宝を盗んだっぽいことに気付くが「関係ないね」と見送る大学生

翌朝、早朝スキーをしていた精神科医は、道路から転落したらしい車を見つける。
それは、マサシたちの車だった。
車は、底に大穴があいており、普通に道路からはみ出て横転した感じではない。
また、車内には死体が2つ(大蛇に絞殺されたような)あったが、マサシの死体はなかった。

道路を見に行くと、道路の中央に穴があいており、かすかな異臭がのこっていた。

大木女史は、助けた蛙を「ガマエル」「ヒキエル」と名付けてキャンピングカーで保護
その2匹の蛙が、突然、泣き始める

ペンションの温泉で秘書がくつろいでいると露天風呂の近くに不穏な雰囲気が
かえるのような巨大な影を見つける秘書
自衛官と秘書が確認に行くと、そこには、肉をすべてとかされきれいな白骨になった
狐の死体を発見する。

夜、村の馬小屋でも 馬が骨だけ残して殺される事件が発生する。

メイド?は、重機械操作(もともと土木系の仕事をめざしていた)スキルがあった
ので倒壊した奥の院の片づけをてつだっていた。
倒壊した建材をどかすとそこには、穴があいていることがわかる
穴の中をしらべにいくメイド?と村人
竪穴の底は、横穴(緒系2mくらい)が走っていた。
横穴を進んでいく(道路に穴があいていた方向)と、前方から詠唱のような声と
異臭が近づいてくる。
前進すると、やまたのおろちのようなシルエットが・・・急いで引き返して地上へ逃げる

ホテルの大学生の部屋に訪ねてきたものがいた
死んだとおもわれていたマサシだった
マサシは気が付いたら粘液まみれで林に倒れていたという。
「走行中、車が急に付き上げられる感じで飛ばされた」
「奥の院から 宝物を奪ったのは自分達」(装飾品はリュックにあったが「おろちの宝玉」は無し
ということを言う
すこし、苦しみだしたマサシに、水(地元の名水)を飲ませる大学生
すると、おちつくどころか、逆に激しく苦しみだすマサシ
大学生の見ている前で、マサシの胸が破裂し、内部から30センチくらいの
芋虫のような何かが飛び出してくる。
ソレは、体が崩れ始めているようで かなりくるしんでいた。
近くにあったミネラルウォーターをぶつけて 廊下へ逃げる大学生(血まみれ)
騒ぎになり 結局 駐在に確保される
確認のために、部屋に戻った時、死体はあったが、ソレは見当たらなかった。

駐在所に連れて行かれる大学生
キャンピングカーから 蛙の鳴き声がきこえはじめたとおもったら
大木女史の悲鳴が!
キャンピングカーに乗り込む駐在と大学生
キャンピングカーの中には、2匹のカエル。
カエルから出現したかのような例の化け物(温泉に出たもの)
化け門は、大木女史の足をとらえていた。
その足の肉は、みるみるそがれ落ち 白骨化していく

大学生は、化け物に襲いかかるが誤って、キャンピングカーの備品を
叩き壊し出火させてしまう。
いっきに燃え広がる炎におびえるような怪物
その隙に、駐在と大学生は、大木女史を引っ張り出すことに成功
大きな病院に搬送される大木女史
#大学生に「蛙恐怖症:耳が聞こえなくなる」が発症

焼け跡から、なぜか無事に回収される「ガマエル」「ヒキエル」

その後、ホテルで村の集会が開かれる。
目撃談などの情報をつきあわせて 何がおきているかを確認する。
・目撃されている怪物?は、2種類
 やまたのおろち? カエル状の大きな影?
・神社にいけば、伝承などをしらべられる。
・神事が行われなかったことが原因じゃないか?
・伝承に詳しい大学の先生、地元の星の自衛隊 など求心力のある
 PC達に期待をする村人

・村人は、ホテルにあつまり、猟友会、駐在が守りにつく
・PC一行は、神社に調査にいく
という方針になる。



神社での調査の結果
・この地には「九頭愚環」という荒神がいた。
・そこにオロチを従えた蛇神の使いがやってきて 荒神を封じた
・封じた場所は、「岩戸」と呼ばれる。
・「岩戸」は社の北にある。
・神は北に座している。
・「九頭愚環」の使徒?が、カエルにのすがたとして権限する。これを封じるのが神事
・以前、災厄が村をおそったときは、岩戸にて神事を行った
という話と
神社に伝わる弓を手に入れる
・自衛隊は、弓の弦を張り直すことに成功する。
 矢を神社の湧水(名水)に濡らして撃てば効果がある

神社の湧水が決め手と考えた一行は、小さなポンプ車などを
調達し武装する。
#水垢離していこうという案もでたが、1月ということで断念

神社の北には 奥の院があった。が、岩戸らしいものはなさそう
一行は、神社の拝殿が真北ではなく、すこし傾いていることと
「神は、北に座す」から、拝殿の正面方向=北と考えます。
それと、奥の院の地下の横穴の方向から、岩戸の予想位置を絞る。

急いで出発する一行
途中、ガマエル、ヒキエルが使徒を呼ぶものの、自衛官が弓を鳴らして
抑え込むことに成功する。

PCたちの予想どおりの場所に岩戸は見つかります。

岩戸のまわりにもってきた湧水で結界をはる一行
岩戸の前にて、ヒキエル、ガマエルを神事の作法にのっとり射る自衛官
断末魔に出現する化け物で、PC2名が一時的発狂するも
神事をなしとげるPCたち

すると岩戸の前に伝承にあった蛇神の使徒(金髪碧眼の巫女様?)が
現れ、一行に頭をさげる。
すると迫っていた地揺れと異臭は消える。

村人の待つホテルにもどり、報告する一行

こうして、神事が行われなかったことではじまった異変は無事終息しました。
PCたちは、それぞれの日常に帰っていく

しばらく後、義足になった大木女史が「私は 片足を失いましたが、これは
無碍にうばわれる罪なき動物たちにくらべればちいさなことです。
今後も、私は、活動をつづけます」と発言するニュースを見てシナリオ終了

参加おつかれさまでした&ありがとうございました。

初心者(大学助教授、精神科医)含めて、楽しんでもらえたようで
よかったです。
また、遊びにきてもらえると嬉しいですね。

セッション後、ニュースサイトなどで実際の抗議活動の写真を見て
また もりあがったりしたので、こういう時事ネタとか、リアルネタ関連
シナリオは楽しいと改めて思いました。
大学生PL「もうちょっと、まともな着ぐるみだと思ってた・・・・・・・・・」

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