我が名は桃

大好きな劇団の一つタッタタ探検組合「我が名は桃」、中野ザ・ポケットは観易くて良い劇場や。
桃太郎伝説をベースにして色々な昔話をＭＩＸ、更に吉本新喜劇や少年漫画の風味を味付ける。
これで面白くない訳が無いのだが、その陰で物語単体でも非常に良く出来ているのに感心した。
演技＆演出だけでなく音声＆音楽や映像＆照明、舞台上の全てを使って楽しませるのが凄い。
自分が演劇に求めている事の全てがバランス良く詰まっている、何故メジャーにならんのかな？
鬼も犬も雉も猿も戦国大名の特色として活かすアイデアも抜群だわ、本当にセンスが在る脚本。
観劇後の印象も最高だし決してベストではないけれど、また観たい劇団の筆頭に上がるんだ。
それにしても達者な役者を揃えている割に楽しそうなのが良い、アドリブも面白くなる訳だよね。
表現の基本は本人（達）が何より楽しんでいる事が一番大事、これは生活の基本だとも思うぞ。

五丁目煮干し（店名）で中盛つけ麺、最近の煮干し系ラーメンの中でも抜群に美味しくて嬉しい。
もう一度リピートしたいと思う店は中々無いからである、この味なら次回は大盛でイケルだろう。
旨味は５番目の味覚と言われていて本当に日本人に生まれて幸福だ、汁物には欠かせないよ。
何でも出汁が効いていないと浅い味わいになってしまう、過去から未来を学ぶのが現在だもの。
生涯初の料理を最近したよ、同僚に土産で貰った讃岐うどんＢＯＸハナイロを茹でただけだが。
これが抜群に美味しく出来たのだ、やはり何をやっても巧く出来てしまうのがセンスかな（笑）？

もう直ぐ年末大掃除の時期だと言うのに年始からの断捨離が終わりませぬ（笑）、貧乏暇無し。
でもそれは自分独りの問題じゃないので悪い事では無いと言われた、これが救いとなったのだ。
たった独りなら何もかも自分だけの問題なので進むだろう、だけど他人の事情に従ってるので。
譲りたい物や自分の所有物じゃないとか様々な事情で片付かない、他者との関わりが多過ぎ。
物事がスムーズに進まないのも含めて悪い事ではない、そう言われて他力本願として嬉しいぞ。
一つのサークル内だけで生活していると、沼の水の様に淀んでいく事の方が多いだろうと思う。
だけど色々な世界と関わりを持っておくと水は流れて濁らない、シンクロは分水嶺の景色だよ。
人間の身体は殆どが水だから、イズミコとカガミコの双子を内在させているって自覚が欲しい。