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2015年10月30日11:24

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藤井淳志がFA宣言確実

ううむ・・・ドラゴンズファンとしては、何とも寂しい限りです。
納得ずくでの「挑戦」という意味でなら応援したいのですが、決め手になったのは「事前にドラフロント側から話し合いが一切なかった」ということだそうです。
例えば、去年の山井は7月あたりですでにGMが接触し、充分な引きとめを行なったようで、結果、宣言せずに3年契約という流れになっています。
年齢的にもFAラストチャンスだった、という山井の内情はあるでしょうが、ノーヒットノーランを一昨年に成し遂げた選手を球団としても手放せないという意志ですよね。

対して、藤井には接触なし。(チームメイトや監督とは話をしたらしい)
これはつまりフロント、もっといえば落合GMへの不信感になると思います。
藤井のプライドだって傷ついたことでしょう。「アイツは引きとめたのにオレはどうでもいいってか」と思っても不思議ではありません。

ぼくは落合監督は好きです。勝利をもたらしてくれたから。
しかし、昨年の契約交渉といい、GMとしての落合は、いささか「情」というソフト面に関してドライすぎる気がします。

落合GMの考えは「選手は自分という商品を売り込む個人経営者」であり、それを買うかどうかは球団の権利、そしてFAは選手の権利。
これは憶測ですが、GMとしては「選手をいくらで雇うか、誰を残すかは球団の権利なんだから、わざわざ選手に言わなくてもいい」と思っているかもしれません。
確かに権利だけの話をすればその通り。
しかし、情やしがらみ、絆や縁もあっての社会です。
本音では藤井が来期いてもいなくても問題ない選手だったとしても、GMから連絡して「ウチに残ってくれるなら戦力として充分に期待している、でもFAは選手の権利だからよく考えろ」と言ってやるくらいの気遣いはあってもよかったのではないでしょうか。
GM自身がどう考えていようと、藤井FAの流れは「非情な落合GM」という印象しか残さない。

もっと穿った見方をすれば、別に藤井のためじゃなくてもいい。
GMが藤井と連絡を取り合うだけで、ファンの感じ方は違うはずです。物別れの結果になっても「藤井が選んだFAなんだ」とファンは思います。
しかし今回は「GMのせいで藤井がFAした」と言わざるをえない。
それがやるせない。
ドラゴンズは、FAを契約交渉に加味してこなかった球団です。来期FA権取得するから年俸を成績算出より吊り上げて、といった方法をとらない。
それはそれでいいと思うんですよ。方針なので。
ただ、気持ちを伝えるという作業は必要だったのではないか。

もちろんGMは数年単位の長期的な展望で選手の雇用、解雇を選択していると思うのですが、ファンにとっては「今」も大事です。「来年も応援したくなる」球団であってほしいと願うものです。
個人的には「監督としては辣腕だったがGMとしてはダメだ」と思わせないでほしいのです。
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