野党の雑感・１

■松本元外相が民主離党へ＝「進む道、党と重ならず」
(時事通信社 - 10月26日 17:01)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=3681805

共産党に色目をつかう執行部に我慢できなくなったのか、自民党入党への道筋ができたのか、その両方なのか。

もちろん求心力は低下するので、「執行部にとって痛手」なのは事実だろうけれど、口うるさい人間が出て行った分だけ、自由な舵取りは利くわけで、そういう意味では進展ではないだろうか。突然「共産党との協力は有りえない」という前言を翻しても、決しておかしくはないだろう。

まぁ元々は集団自衛権を容認していたのに、与党攻撃のチャンスと見るや、前言を翻して成立反対に回った、変節には実績のある岡田克也。今の共産党の勢いを見たら、飛びつきたくなるのは一種の本能だろうと。

岡田代表は「集団的自衛権は必要」と発言したのか　櫻井よしこ氏が指摘、民主党は撤回求める
http://news.biglobe.ne.jp/domestic/0929/jc_150929_4806975740.html
＜宮城県議選＞共産党が議席倍増　ＴＰＰ批判が押し上げ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151026-00000003-mai-pol

最近になって政権奪取を意識した発言が増えている共産党。まぁ確かに勢いはあるのだけれども、世論調査を見る限りでは安倍政権は未だ盤石。何をどう判断して、政権奪取できるという結論に至ったのか、理解に苦しむ所はある。自分たちが裏で手を引いた学生デモの熱気に、自分たちでやられてしまったのだろうか。

内閣支持率４４・２％　「不支持」との逆転解消　内閣改造「評価しない」５８・３％
http://www.sankei.com/politics/news/151026/plt1510260013-n1.html

まぁ安倍政権もいろいろと問題を抱えているのは間違いないわけで、さすがに政権奪取は無理だろうけれど、民主共産も不満の受け皿として一定の支持を確保できるのかもしれない。焦点さえ間違わなければ。

民主、痛恨の敗北　山形市長選「安保対立」あおり裏目
http://www.sankei.com/politics/news/150914/plt1509140021-n1.html

よもや同じ失敗は繰り返さないと思うけれど、共産はともかく民主はなぁ…。