日曜日は、地域に住む有志の皆さんの主催で開催された、防災セミナーに参加してきました。
きっかけは、一ヶ月ぐらい前に東京都全戸に配布された「東京防災」という小冊子でした。
黄色の冊子、覚えてますか?
東京都以外の方、ごめんなさい!
ボクもそうでしたが、届けられても「あぁ、そうだよな。そのうち読まなくちゃなぁ」と思いつつ、ずっと、つん読のままでした。
下手をすると、そのまま倉庫行きだったかも知れません。
これはまずいぞと、今回はこれに光りをあてようと、セミナーが開催されました。
ボクも今回「まあ、一度は読まなくちゃまずいよなぁ」と、目を通しましたが、けっこう時間がかかった力作でした。
まぁ、ちょっと欲張りすぎたかなぁと思うほど、津波、土石流、火山噴火も含めた、かなり広範囲な災害に向けたもので、様々な状況に遭遇しても対応できる、すぐれものでした。
今回学習したことは、非常食ではなくても、普段の食糧をやや多めに買っておくということも、急な異変にたいしても、たいへん役に立つということでした。
災害はいつ来るのかわかりません。
明日来ることも考えられます。
ちょっとした備えが、おおいに役立つ可能性もあります。
ただ、余分に買ってあるからと、余分に食べてはいけませんよ。
あっという間に、たっぷんたっぷんのお腹になってしまいます。
え!?もう、なってる??あら〜!!!
毎週、リサイクルで出している新聞紙も、簡易トイレ、緊急用暖房、代用寝具など、実に様々な用途で役立っています。
読んでもすぐに捨てないで、ある程度は、普段からストックしておく必要があるよなと感じました。
前日には、我が家の隣にある公園で、防災訓練があって、簡易トイレの組み立てなんかも実演されました。
マンホールを利用するんですが、この公園にはマンホール・トイレが5基あって、全て遊歩道の下を流れている川に直結されている、とても衛生的な水洗トイレになっているとのこと。
なんか、ちょっと嬉しくなりました。
さて、セミナーの会場にもどりますが、途中から、ちょっと、におう変なおじさんが、会場に入ってきました。
「あははは・・・いいねえ。災害の時にやってはいけないこと!わかる?」
そのにおいに、まわりの皆さんは苦笑していましたが、彼は意に介さず、話し続けていました。
「そう!せまい部屋、特に密室では屁をこかないこと。これだよ、これ!みんなに迷惑をかけちゃいけないな」
そう・・・かつて、彼は世田谷線の狭い車両の中で、「ブォ!!!」と、やってしまい、乗り合わせた乗客の大半が、救急車で運ばれた・・・ということもありました。
常に、まわりの人にたいする気遣い、心配りができる、そういうおじさんになりたいものですね。
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