冨田勲「月の光」

この所ずっと車の中でバッハのブランデンブルグ協奏曲をかけていたのだが、流石に飽きてきた。
ドビュッシーが聴きたいと思いブックオフでＣＤを買う。
ピアノの演奏だ。
車に戻って聴いてみて「失敗こいたあ！」と思う。

元々冨田勲のシンセサイザーでの「月の光」のＬＰでドビュッシーにハマり、クラシックも聴くようになったのだ。
ＬＰは未だに持っているが、プレーヤーが無いのでＣＤを買おうと思ったのだ。

しかし俺は他でもない、冨田勲のシンセサイザー演奏のドビュッシーが聴きたかったのを、ＣＤを聴いてようやく気がついた。

あの無機質で透明で金属的な音、掌からこぼれ落ちた水が結晶化して大理石の床に落ち楽曲を奏でている様なシンセサイザーの「月の光」が聴きたかったのだ。

そういうわけでＹＯＵＴＵＢＥの富田のドビュッシーをダウンロードして編集し、マイ富田ドビュッシーＣＤを作ることにした。