NHKで親子共倒れ貧困なるものの特番をやったらしいね。
老後になって収入が少ない親に職に就いていないや低収入と言った理由で実家に暮らしている子供がいる家庭の事だとか。認識が間違っているような気もするが・・・。
その話を聞いた時、まったく他人事に聞こえなかった。
あぁ、うちもこうなる可能性高いわ。リスクありまくりだわ。
この手の話が出る度に上がるのが「いつまで親のスネをかじっているんだ」とゆう声。成人したら一人暮らしをして親孝行するのが筋であろう、とゆう言い分だ。
最近では「不景気や非正規雇用の拡大によって生計を立てにくい世の中になっているのだから、実家暮らしを選択する若者が増えるのは当然の流れだ」とゆう声も上がっているのだが、まだまだ「一人で暮らすべきだ」派が多いのが現実だ。
ところでこの「成人したら一人暮らしをすべき」とゆう価値観は、高度成長期初期あたりに生まれたとゆう話があるのを知っているだろうか。なんでも元は言い出しっぺは不動産業界だそうで、アパートや一軒家を売り出すためのキャッチコピーだったそうだ。
あくまでこれは一説でしかないが、昔の日本は最低でも長男が家に残り家族の面倒を見るとゆう習慣があった。それが高度成長期に一攫千金狙いや出稼ぎと言った形で家を出る者が増えたことでこの価値観が根付いたのかもしれない。
正直、一人暮らしか実家暮らしのかは性格や生活環境によって合う合わない程度の話だと両方経験した私は思う。要はこの多様な価値観が存在するご時世で、自分の価値観を他人にさも常識のように押し付けるな、ってところか。人に恥じない生き方をすればそれでいいと思う。
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