【世界遺産】監査実施決定

　「百舌鳥・古市古墳群世界文化遺産登録推進本部会議（大阪府・堺市・羽曳野市・藤井寺市で構成。事務局は大阪府府民文化部都市魅力創造局魅力づくり推進課魅力推進グループ）」がすすめる、いわゆる「百舌鳥・古市古墳群」のユネスコ世界文化遺産登録運動の不明朗さについて指摘し（http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1941814399&owner_id=5141166）、大阪府監査委員に対し住民監査請求（大阪府職員措置請求）を提出していました（http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1943730792&owner_id=5141166）が、監査委員事務局の求めに応じて「補正」を提出するなどしたところ、請求は正式に受理され、監査が実施されることになりました。

　出頭しての陳述の機会も設けられたのですが、今回は平日に時間をつくることが出来なかったため残念ながら辞退し、かわりに陳述書を提出しました。

　大阪府における住民監査請求の結果は、大半が「（請求を受理しない）却下」や「（受理して監査したうえでの）棄却」であり、「勧告」が行われるのは非常にまれなのですが（http://www.pref.osaka.lg.jp/kansa/tokubetu/18-21jyuumin.html）、今回の監査が入ることにより、なりふり構わぬ世界遺産登録推進運動に対する一定の警告となるのではないかと考えています。