六本木のフィジフィルムスクエアで開催していた野町和嘉氏の写真展に行って来ました。(丁度、カメラの点検があったので)
この会場はそれほど大きなところではないのですが、割と号数の大きいサイズの写真を使った写真展が多く開催され、土日のちょっとした時間などに寄らせていただいています。(多分に富士フィルムがプリントの宣伝か何かなのかも知れません)
私は写真というのは実在する瞬間を切り取ったもので、記録としての正確さや美しさはあるものの、感情を持って行かれるような圧倒的な打撃は得られないものと思っていたのですが、この方の写真は全く異なり、写真のそのものの計算された(圧倒的な)美しさに加え、背景にある厳しい人々の暮らしや信仰、自然の力が「説得力を持った真実」として直接自分の感情に迫る、ちょっとびっくりするような作品なのでした。
いつか、このような写真を撮ってみたいものです。
(本展は撮影、掲載自由でした)
http://www.nomachi.com/index.html
ログインしてコメントを確認・投稿する