最近政治ネタは自民党路線の予定調和すぎてマンネリ化が激しく、面白くもなんともない。
集団的自衛と、沖縄の新聞社潰せとか言って世の中を騒がせている隙に、
しれっと原発再稼動させようとしているところあたりはすばらしく計画的だ。
左翼のリソースはかなり限定的なのであって、ここのところ原発反対派はリソース不足のようにも見える。
中国の株価暴落なんていう、1ヶ月くらい前に世界に流れたニュースがようやく日本のニュースに乗るようになった。なんとのんきな連中だ。
世界のニュースを1ヶ月遅らせて記事にするのは読売=古新聞の特技かと思ったが、最近はジャパニーズメディアスタンダードのようだ。
こんなつまらな時代にはオデオに熱中するに限る。
諸般の事情により、最新式のネットワークプレーヤが導入された。
Raspberry Pi2という、手のひらに乗るほどの小さなボードコンピュータだが
900MHz quad-core ARM Cortex-A7 CPU 1GB RAMという最新世代スマホ並みのハイテク商品。
これに32GBのmicroSDを搭載し、Volumioという、Linuxベースのオーディオ再生に特化したシステムをインストールしている。
Webサーバー機能を持っていて、基本的な操作はネットワーク経由でWebブラウザでアクセスできる。PCはもちろん、スマホからも快適に操作できる。
システムはとてもコンパクトなので32GBのSDメモリは、ほとんど音楽ファイルを蓄積できるが、ネットワーク経由でWindowsパソコンも簡単に共有できる。
初期のLinuxを知っている人間としては、あまりに簡単にシステムが構築できることに違和感を感じるw
USBキーボードとHDMI接続でディスプレイを接続すれば立派なLinuxシステムではあるし、ネットワーク経由でSSHでLoginしてコマンド操作も可能だが、DHCPでそのまま動くし、ネットワークドライブのマウントはvolumioのwebサービス上からできて再起動しても有効なので、コマンドラインを使う必要はほとんど無い。
Windowsパソコンに入っている、itunesのApplelosslessファイルを共有すれば、そのまま再生できる。WMAlosslessは再生不可能だが、MP3、aac、FLACなどのたいていのオーディオファイル形式は再生可能だ。
驚くべきはその音質だ。
DACとしてES9023というESSのローエンドの電圧出力のハイパーストリームDACを接続していて、その出力をアンプを通さずに直接プリアンプに接続しているが、恐ろしく音質がいい。
CDと、リッピングしたデータで音質比較したが、
悪戦苦闘して調整したDP-85改とクオリティとしてほとんど遜色がない。
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