■山行概要
【嬬恋村】
◆バラギ湖周辺
◆2015/2/21(土)ほぼ無風、気温-1〜3℃
◆所要時間2:30(コースタイム不明/未計測)、累積標高差未計測、歩行距離未計測
◆よくわからんが14時くらいから雪の中に出て16時半くらいに撤収・宿に帰還です。
「山登りはじめました」の番外編、「スノーシューハイクに行ってきた！」の巻の第2弾です。なんか番外編がいっぱいあって、各番外編もシリーズがあって、よくわからなくなってきました。
が。
スノーシューハイクに行って来ましたよ。スノーシューはちょうど2年前の同時期、mont-bellのツアーで日光の戦場ヶ原でデビューしたのですが、
↓コレ
★山登りはじめました＃74「番外編/スノーシューハイクに行ってきた！」の巻
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1893814427&owner_id=5956264
続く昨年、山行日当日が大雪で都心の全ての交通機関が麻痺、雪のせいで雪遊びに行けないという何ともな結果で終了。今年は行けるといいな、と思っていたんですが、意外とスノーシューに興味のある人が多いようで。今回は超久々の「うけもち登山部/大人の遠足」企画でツアーを組むことになりました。
場所は千代田区の保養所利用が前提につき、嬬恋村で決定。四阿山・浦倉山・湯の丸山に続き、利用はこれで4回目。毎度お世話になります。メンバーは最終9人。うち1名は顧問のumﾀｿ。まあ雪山で仕事してただけありまして、「何が楽しくてわざわざ雪の中歩くのかわからん」と一人だけスキーに行くことに。パルコール嬬恋というスキー場の傍なもんでね。
残り8人中4人が経験者で残り4人が未経験者。とりあえず宿から歩いて行けるバラギ湖の周りを散策する計画でおりました。まあ如何せん都心からは遠いのでね、移動に時間がかかります。渋滞もなく午前中に到着出きる様であれば、パルコールのゲレンデを経由して、何年か前に浦倉山に登った時の「野地平(やちだいら)」湿原の周辺を散策してもよいね、何て話をしていたのですが・・・。
当日朝、だーたかさん以外全員部室に集合。6時半、水道橋を出発。関越の三芳SAでだーたかさんと合流して配車割りをしてから移動する予定でした。ところが関越が事故+交通集中による大渋滞。三芳には入れず、三芳に入っただーたかさんは逆に出れず。だーたかさんは関越を降りて下道で移動、何とか嵐山PAでようやく合流することができました。
もうね、相当な時間ロスです。早めに着いて野地平なんてトンでもない。バラギ湖散策も時間的に難しいかも知れない状況です。
途中何度か休憩を挟み、夜の酒の買出しをして保養所に到着したのが13時半。無理を言って先にチェックインをさせてもらい、着替えてレンタルのスノーシューを借りて(ちなみにスノーシューのレンタルは無料なのです)、再集合したのがもう14時過ぎ。
湖までの移動時間を考えたら、日が出ているうちに少しでも雪の上で遊びたいよね、ってことで急遽行き先を変更。保養所裏の森の中に繰り出すことにしました。ここの保養所は思いの他敷地が広くてですね。中に常設のキャンプ場やキャンプファイヤサークルなどがある。もちろん雪に埋まっているのですが、そこを歩いて森の方に出る。
キャンプ場近辺で雪上山飯。酒も持ち込んでもはやここがベースキャンプ。荷物を置いて食ったり飲んだり雪の上で遊んだり。
全く踏み跡がないバージンスノーの上をモフモフと歩きまくる。ラッセルしまくる。斜面を登る。雪面に寝る。雪をかけてもらって埋まってみたりする。持参したちっこいスコップでなんちゃって雪洞を掘ってみたりする。雪合戦とか。トレッキングポールでツララを折ったり。雪だるま作ったり。小さい雪だるまをジェットボイルに入れて溶かしてみたり。動いて疲れて休憩しておやつ。ホットウイスキー飲んだり。
もうね、完全に雪遊びです。雪が降った翌日の小学生と何らやってることが変わらん。気温もさほど低くなく、何よりも風が無風に近く、全然寒くない。自分ら以外には誰もおらず、雪の積もった森の独り占め感いっぱい！
前回の戦場ヶ原は兎に角寒くてね。最高気温がマイナス9℃とか、サラッサラのパウダースノーなんだけど強風で地吹雪が物凄くて、それなのに軽装で行っちゃったので死にそうな目に会いました。その反省で今回はビバークも視野に入れた重装備(雪山装備)で臨んだのですが・・・。前回の過酷な思い出を払拭するには至りませんでしたが、まあ、とにかく楽しかったです。無邪気に子供に返って雪遊び。いいなあ、こういうの。しかもレンタル無料のスノーシュー、ほとんど未使用の新品状態。レンタルだから期待してなかったんですが、アトラスやタブスのそうとういいやつが揃えられていました。千代田区、金持ってるぜ！
16時を回ると日も陰り、一気に気温は氷点下へ。若干溶け気味だった雪も気温低下によりクラスト化。ゴーフルをバリバリと割るような感じになってくる。プールから上がった後のような感じの何とも言えない全身のだるさを感じ、撤収開始。
宿に戻って風呂。飯。飲み。翌日は嬬恋エリアの帰りの定番、八ツ場ダム建設予定地の進捗確認。遂にダム本体の建設が始まっており、完成は平成30年とか。ダム湖に沈む予定の村を眺めつつ、温泉に立ち寄って帰路につく。
帰りは絶妙な判断で渋滞に巻き込まれず、無事部室に帰還しました。今回の費用は交通費往復+一泊二食、現地の酒とか全部込みでなんと一人10200円。信じられない安さです。是非またリピートしたいと思いますよ。
■写真解説
�‘Г濱廚料瓦�ない、森の中を行きます。ルートなんぞない、歩きたい所がルートです。これぞスノーシューハイクの醍醐味。
�△發辰佞發佞凌契磴鬟薀奪札襪靴覆�ら進みます。前回ポールはスノーシュートセットでレンタルしましたが、今回はいつも使ってるLEKIのダブルポールにスノーバスケットを換装して持参しました。これで十分OKでしたぜ！
��砂風呂ならぬ雪風呂を楽しむ。当然のことながら冷たい。いい大人が何やってんだか。でもね、こういうの楽しい！
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