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2015年01月04日01:28

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ようするに、SFファンが

(前回の続きになってます)

「自分はモーパイ(※4)を遊びたいんだ!」と言い出すのにエイジ・オブ・ギャラクシーは耐えられない、というのはおそらくこのゲームの問題点としてずっと存在し続ける(※5)のは確かで、そういう「適応できない人たち」をどう扱うべきかというのは実のところ「じゃあ遊ばなければいいんだよ」で済ませるしかないんだろうな、というのはあります。

※4「モーレツ宇宙海賊」のこと。わりとよくできてるのにタイトルで相当損してるとは思うw
※5 一隻の宇宙船をパーティで扱うスタイルのゲームをいまの環境でどう作るか、ということですね。突き詰めると「それそもそもTRPGである必要あるの?」とかになりかねないので。

 もとより、何故「宇宙船を着る」のかといえば、いままで個人戦闘とヴィークル戦闘にわかれていたクライマックスを一つにまとめるための工夫であろうというのはすぐ推測がつきますし、ロールプレイの上でPCに無重力や真空による不都合がストレスにならないように、ということもあります(※6)ね。ゲームとしての遊びやすさに設定のほうを寄せた結果だということです。

※6 もちろん、PLが承知の上で不便を描写するのは自由ですし、ヒロインNPCにその手の描写を与えることでストーリー上の障害を設定することもできます。あくまで「ルールのほうから」表現の自由度を制限することはしない、という意味合い。

 SFというのは人によってわりと簡単に基準の割れるジャンル(※7)だ、というのは以前にも触れたことがあるのですが、その難しいテーマをTRPGにする上での一つの回答がこのゲームなのだろう、というのは言えると思いますし、それがご都合主義だ、というのであればまぁそれはそうだろう、というのも言えるでしょうね。

※7 というより、いろんなジャンルに浸透しきったあとで残った扱いにくいテーマのことをいまや「SF」というのだ、といってもよいのではないかと。

 というわけで、イマイチちゃんとまとめられていないのだけど、このゲームに関する所感とかをざっくりとまとめてみました。たぶん本気で語れば一晩では終わらないぐらいいろいろな意見があるでしょうし、しかもその意見のほとんどが端から聞けば「SFって面倒くさいなぁ」といわれるのがオチだというところですけどね。
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