mixiユーザー(id:21274360)

2015年01月02日12:24

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学習障害



箱根駅伝をテレビ観戦中です。

自宅から10分ほど歩けば”生”でコース上を走る選手を観ることもできる
のですが、今年は自宅でぬくぬくしながらテレビ観戦。 時間帯によっては
中継用のヘリコプターが頭上をブンブン飛び回り、うるさいくらいです。

興味のない選手が映っているときは、読書。

『ぼくの守る星』 神田茜:著 集英社:刊 2014 1200円(税別)

フォト



神田茜さん作品というのは、私は初めて読みました。
帯広生まれの講談師だそうで、文体は私好み、平穏でしっかりした構成で、
ストーリー展開もとても良い感じです。
ただ、個人的には取り上げている「テーマ」が好みではありませんでした。

軽い脳障害を持つ少年が、特殊学級でなく普通学級に入って学校生活を過ご
していて、彼本人の苦労、彼を取り巻く母親・同級生男女・父親などの苦悶が
それぞれの立場で暖かく(?)描かれています。

文体や文章構成がしっかりしているのでどんどん読んでしまいますが、私は
こうしたお話そのものが不得手で・・・

この人の書いた他の本を読んでみたいと思いました。
10点満点で6点。 こうした社会的なテーマが好きな方にはお勧めです。


あ、箱根の山登りに入りました。 次なる山の神、ガンバレ。
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